大町保健所で保護されている迷い犬に
会ってきました。

えんぴつ迷い犬の記事は→こちら

photo:01



大町保健所のHPの迷い犬の写真を見て、
ふと、以前Twitterで、1月末から行方不明という
迷子犬の情報をリツイートした事を思い出し
写真を見比べてみました。


大町保健所で保護されている犬は、かなり痩せていて
長期間放浪していた様な苦労が見えますが、
骨格や特徴が見れば見るほど似ている様に見えました。


見た目や年齢的にも、長期放浪していた様な状態的にも
首輪の色や性別も同じでもしかしたらと思ったのですが、
ご本人にTwitterでお知らせして
ご家族に写真を確認していただきましたが
残念ながら別犬の様です...。


念のため、その方にも装着していた首輪の写真を
見ていただける様に、写真を撮らせていただきました。


下の写真の首輪にお心当たりありませんか?
お心当たりのある方は、至急
大町保健所(0261-23-6528)まで
ご連絡をお願いいたします。
万一のために譲り受け希望の方もお問い合わせ下さい。

photo:02



photo:03



photo:04


(目のまわりは、目やになどで皮膚炎を起こしている様で
皮膚が黒ずみ、脱毛していました。)



そして、とても悲しいお話で心苦しいのですが、
知っていただきたいもうひとつのお話を書きます。


大町保健所に、紀州犬のオスも収容されていました。


イギリス、フランス、ドイツなどでは
危険犬種として規制対象になっていて(土佐闘犬などの闘犬)
飼育が可能な場合でも、厳重な管理が義務付けられているそうです。

日本では、一部自治体で危険犬種に指定しているだけで
しつけや訓練ができない一般人が安易に飼ったり、
ずさんな管理が原因で咬傷事故が絶えないそうです。
先日も山梨県で土佐犬が90歳の女性を噛み殺す事故が
起きたばかりですね。
日本では、法的な飼育規制はされていないのが現状だそうです。

**************************************************
危険犬種(特定犬)に指定されている犬種
紀州犬、土佐闘犬、秋田犬、ジャーマン・シェパード、
ドーベルマン、グレートデン、セントバーナード、
アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
(アメリカン・ピット・ブル・テリア)
**************************************************


大町保健所の紀州犬は、3歳のオスで
一般譲渡は難しいそうです。
紀州犬などの日本犬に詳しく、訓練に精通している方なら
矯正できるかもしれないけれど
なかなかそういう方を見つける事も
短い期限では難しそうですが...どなたかいらっしゃれば
大町保健所(0261-23-6528)までお問い合わせください。
(期限は6月12日(火)までです。)

無力ですが、私もはじめて会った
紀州犬などの日本犬の扱いを容易にできません...
不安そうな目でこちらを見ていたその子は、
とても頭が良さそうで、とても綺麗で
吠える事なく、牙をむく事もなく、
気高くじっと座っていました。

飼い主さえしっかりしていれば、
とても素晴らしい犬だったと思います...。


何もできなかった自分が情けなく、
とても悲しい事です。


その犬の特性をちゃんと理解せず、
適正飼育、しつけや訓練もできない人間がペットとして
特定犬を飼えない様に飼育規制をして欲しいです。




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