先日の保健所研修会の続き…
人畜共通感染症は狂犬病の他にも
下記の様な感染症があります。
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【カプサイトファーガ・カニモルサス感染症】
健康な犬猫の口腔内に常在する菌が
咬まれたり、引っ掻かれたりする事で
感染、発症する病気。
症状
発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛など
予防法
・犬猫に口移しで食べ物を与えたり、
同じ食器を使ったり、口をペロペロなめさせたりしない。
・犬猫が毛づくろいなどで体をなめて
被毛に菌が付いていたり、人の手をなめて
菌がつく事もあるため、触れ合ったらこまめに手洗いをする習慣をつける。
・咬まれたり、引っ掻かれたりしたら早めに病院で治療してもらう。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
など
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【パスツレラ症】
・健康な犬猫の口腔内に存在する菌が
咬まれたり、引っ掻かれたりする事により感染。
・空気中にいる菌を吸い込む事により感染。
疼痛(ズキズキ痛む)、発赤、腫脹、耳炎、副鼻腔炎
予防法
・犬猫に口移しで食べ物を与えたり、
同じ食器を使ったり、口をペロペロなめさせたりしない。
・犬猫が毛づくろいなどで体をなめて
被毛に菌が付いていたり、人の手をなめて
菌がつく事もあるため、触れ合ったらこまめに手洗いをする習慣をつける。
・換気や掃除をして部屋の空気を清潔に保つ。
・咬まれたり、引っ掻かれたりしたら早めに病院で治療してもらう。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
など
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【ネコひっかき病】
(犬からも感染する病気)
バルトネラ菌に感染した犬猫に咬まれたり、
引っ掻かれたりする事で感染、発症する。
この感染症を広めるのはノミで
感染ノミに刺されたりしても感染する。
症状
リンパ節腫脹、発熱、疼痛
予防法
・手洗い、消毒。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
・ノミが夏に犬猫の体で繁殖し、冬に室内で
過ごすため、秋から冬に多発する傾向があるそうです。
ノミの駆除、又は動物病院で定期的に予防薬をもらい、
ノミがつかない様にして予防して下さい。
など
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【レプトスピラ症】
ネズミなどの野生動物の尿中から排泄され、
汚染された水や土壌をなめたり
接触する事で感染する。
症状
悪寒、発熱、頭痛、全身の倦怠感、眼球結膜の充血、
筋肉痛、腰痛など軽症の場合は風邪に似た症状。
予防法
・犬のワクチン接種(8種混合ワクチンなど)
・生水を飲ませない。(水たまり、川の水など)
など
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どれも免疫機能が低下している場合や
糖尿病など基礎疾患で抵抗力の弱い人が
重症化し死亡する事もあるそうです。
上記以外にも様々ありますが
犬猫と暮らしていると必ず発症する病気ではありません。
恐怖を感じて犬猫と距離をおくという事ではなく
大切な家族の一員でも『人間とはまた違う生体』という事も
理解すれば予防ができる感染症です。
口移しで食べ物を与えるなどの過度のスキンシップを
しない様にしたり、人間側の基礎疾患の管理をして
私達の生活も心も豊かにしてくれる動物達と
これからも良い関係を保ちましょう。
チャイムもシャンプーなどのお手入れで
皆様とワンちゃんネコちゃんの健康で楽しい生活のお手伝いが
できる様、これからも努力してまいります
人畜共通感染症は狂犬病の他にも
下記の様な感染症があります。
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【カプサイトファーガ・カニモルサス感染症】
健康な犬猫の口腔内に常在する菌が
咬まれたり、引っ掻かれたりする事で
感染、発症する病気。

発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛など

・犬猫に口移しで食べ物を与えたり、
同じ食器を使ったり、口をペロペロなめさせたりしない。
・犬猫が毛づくろいなどで体をなめて
被毛に菌が付いていたり、人の手をなめて
菌がつく事もあるため、触れ合ったらこまめに手洗いをする習慣をつける。
・咬まれたり、引っ掻かれたりしたら早めに病院で治療してもらう。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
など
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【パスツレラ症】
・健康な犬猫の口腔内に存在する菌が
咬まれたり、引っ掻かれたりする事により感染。
・空気中にいる菌を吸い込む事により感染。
疼痛(ズキズキ痛む)、発赤、腫脹、耳炎、副鼻腔炎

・犬猫に口移しで食べ物を与えたり、
同じ食器を使ったり、口をペロペロなめさせたりしない。
・犬猫が毛づくろいなどで体をなめて
被毛に菌が付いていたり、人の手をなめて
菌がつく事もあるため、触れ合ったらこまめに手洗いをする習慣をつける。
・換気や掃除をして部屋の空気を清潔に保つ。
・咬まれたり、引っ掻かれたりしたら早めに病院で治療してもらう。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
など
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【ネコひっかき病】
(犬からも感染する病気)
バルトネラ菌に感染した犬猫に咬まれたり、
引っ掻かれたりする事で感染、発症する。
この感染症を広めるのはノミで
感染ノミに刺されたりしても感染する。

リンパ節腫脹、発熱、疼痛

・手洗い、消毒。
・1か月に1回は爪切り、シャンプーをして清潔に保つ。
・ノミが夏に犬猫の体で繁殖し、冬に室内で
過ごすため、秋から冬に多発する傾向があるそうです。
ノミの駆除、又は動物病院で定期的に予防薬をもらい、
ノミがつかない様にして予防して下さい。
など
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【レプトスピラ症】
ネズミなどの野生動物の尿中から排泄され、
汚染された水や土壌をなめたり
接触する事で感染する。

悪寒、発熱、頭痛、全身の倦怠感、眼球結膜の充血、
筋肉痛、腰痛など軽症の場合は風邪に似た症状。

・犬のワクチン接種(8種混合ワクチンなど)
・生水を飲ませない。(水たまり、川の水など)
など
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どれも免疫機能が低下している場合や
糖尿病など基礎疾患で抵抗力の弱い人が
重症化し死亡する事もあるそうです。

犬猫と暮らしていると必ず発症する病気ではありません。
恐怖を感じて犬猫と距離をおくという事ではなく
大切な家族の一員でも『人間とはまた違う生体』という事も
理解すれば予防ができる感染症です。
口移しで食べ物を与えるなどの過度のスキンシップを
しない様にしたり、人間側の基礎疾患の管理をして
私達の生活も心も豊かにしてくれる動物達と
これからも良い関係を保ちましょう。
チャイムもシャンプーなどのお手入れで
皆様とワンちゃんネコちゃんの健康で楽しい生活のお手伝いが
できる様、これからも努力してまいります
