夫が倒れる3日前
彼が待ちに待った新車の
納車の連絡が入り
必要な書類の準備をしてました
「いよいよだね〜」「楽しみだね〜」
などと話しながら
沢山の書類に書き込みをしつつ
今度は10年 定年まで乗って
次回の車は・・
娘の孫を乗せるかもしれないから
大きなワンボックスかな・・
また頑張って積み立てしようねと
ふたりで話していました

車が大好きな夫
いつも新車に乗ると
子供の様に目を輝かせて装置を触り
「こんな事ができるんだよ」と
ドヤ顔で教えてくれました
今回の車も私から見たら
謎のボタンが沢山ありさっぱりわかりません
でも夫はきっと全部攻略して
使いこなしていたんだろうな
一度でも良い
乗らせてあげたかった
何でこんな事になってしまったんだろう
あれから毎日考えるけど
答えなど出るはずもなく
涙に暮れる日々です

私は運転が苦手で助手席が指定席でした
なので新車は主に娘が運転しています
彼さんが一緒に乗ってくれて練習
頑張ってくれています
私も頑張らなきゃな・・
などと思いつつ
理由をつけてまた今度
ダメダメな性格です
「全くしょうがないな」と
呆れ顔の夫が目に浮かぶようです

彼は運転が上手で
車酔いしやすい私でも大丈夫な
優しい運転をしてくれました
本当にいつもありがとう
今度は私が運転して連れて行くから・・
ほとんど乗る事のなかった助手席に居てね
(ハラハラの恐怖のドライブだと思うけど)
気長に待っていてね

新車の書類を仕上げた後
将来の事を沢山話しました
退職してからの船旅
東京ドームのシーズンシート
その頃の娘のこと
彼の両親の様に仲良く
いつまでも一緒に居ようと・・
何でこんな事に・・
なってしまったんだろう・・
まだその時話した2人の将来を
諦めきれてない・・自分がいます