「ねぇ、そろそろ戻りたいとかって思わない?」
松潤が俺に聞くと4人の視線が俺に向いた。
「ん〜まだかな。この生活楽しいし。」
「そっか…」
相葉ちゃんが寂しそうに俯いた。
「みんなには申し訳ない無いけど今の生活がしっくり来てんだよね。」
「まぁ、兄さんが納得するまで楽しめば良いよ。」
「そうだな。仕事は俺らでカバー出来るから大丈夫。安心して休みなよ。」
「人生1度きりだから楽しまないとね。」
「悪いね。」
みんなの温かい言葉に涙腺が緩みそうになった。
「その代わりビジュアルには気を付けて下さいよ。今度会ったとき別人になってたら嫌ですよ。」
「その辺は任せといて。毎日ボディーチェックは欠かせてないから(笑)」
とサムアップポーズを決めた。
「じゃぁ、そろそろスイーツ行く?」
相葉ちゃんが冷蔵庫からケーキを運んで来てくれた。
「え?これ雅紀が作ったの?」
「そうだよ。美味しそうでしょう?」
「完璧パティシエじゃん。」
「学び過ぎちゃってるじゃん(笑)」
「じゃまずおーちゃんからどうぞ。」
そう言われケーキにスプーンを入れ口に運んだ。
栗の甘みが広がって溶けた。
「めちゃめちゃ旨い!」
「あ〜良かった。じゃ食べよ。」
満面の笑みで自分も食べ始めた。
翔くんもスイーツをあまり食べないニノと松潤も「旨い」を連呼して食べた。
酒も進み他愛もない話しで盛り上がり久しぶりの宴の夜は更けていった。
気付くと相葉ちゃんはトロンとした目で翔くんに凭れていた。
いつもの光景に嬉しさと感謝で溢れた時間が流れ俺もちょっと酔いが回った所為か
「最高だよ。お前らはずっと俺の大切な仲間だからな。」
と、恥ずかしい言葉が自然に出て来てしまった。
すると
「そうだよ。俺達5人はいつまでも仲間だよ。」
翔くんが呟き凭れていた相葉ちゃんの肩をそっと優しく抱いた。
今年も温かくて素敵な仲間と誕生日が迎えられて俺は最高に幸せだ。
fin.
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すみません💦
このままだとズルズル長引いてしまいそうだったので無理やり終わらてしまいました💧
ぶいちゃん