信号が変わり横断歩道を渡っているところで後ろから
「せんぱーい!櫻井せんぱーい!翔ちゃーん!翔ちゃーん!」
と連呼されているのが聞こえた。
振り向くと雅紀が手を振り走りながら追いかけて来た。
俺は横断歩道をまた戻り立ち止まった。
俺に追いついた雅紀はハァハァ息を切らしながら「あ〜良かった。」と言った。
「良かったじゃねぇよ。街中でデカい声で翔ちゃんなんて恥ずいだろ。」
「だって翔ちゃん、じゃない櫻井先輩…」
「良いよ翔ちゃんで(笑)」
「翔ちゃん、歩くの早いんだもん。」
「知らねぇよ。何だよ。お疲れ様会はどうしたんだよ。戻らなくて良いのかよ。」
「うん、俺も用があるって出て来ちゃった。」
「出て来ちゃったって…お前が居なくなったら盛り下がっちゃうだろうがよ。」
「そんな事ないよ。翔ちゃんが居ない方が俺としては盛り下がるし。」
ニコニコしながらサラリと出た言葉に内心動揺した。
「用ってあれか?彼女とか?」
それとなく探りを入れてみた。
「ううん、別に何もないよ。翔ちゃんは野暮用って言ってたけど…。」
「ん、あぁ野暮用って言うのはウソ。」
「ウソ?じゃ翔ちゃんも何もないの?」
「あぁ、このまま真っ直ぐ帰るだけ。お互い寂しいクリスマスだな。ハハハ」
滑稽だなと思いをカラ笑いをした。
「じゃあ、一緒に翔ちゃんと帰っていい?」
「良いけど方向同じだったっけ?」
「俺も翔ちゃん家(ち)に帰るの。」
「はぁ?」
「翔ちゃん家で一緒にクリスマスを祝おう。ダメ〜?」
ホラそれ、上目遣いで覗き込んで可愛く甘えて来るその顔ずりーぞ。
けど俺ん家、とても人を招き入れる状態じゃねぇんだよなぁ…
「ダメって事はないけど…。」
「ハイ!決まり!じゃ帰ろ。」
って事で雅紀と帰って来た俺のマンション。
意を決してドアを開けると
「「………。」」
思った通りの雅紀のリアクションに俺は項垂れた。
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あ〜やっぱりクリスマス🎄が過ぎてしまったね💦マジすみませんです
忙しくて書き進められな〜い。
年内!年内には…
Blu-rayのHDDの整理もしないとSP番組の録画も出来ないよぉ
今年は紅白も元旦のしやがれも無いのに何故に〜?
年始の楽しみはVS魂と遠い親戚さんだね💚
メンバー達は年末年始、どんなふうに過ごすのかな〜どこかでエピが聞けたらいいね。
ぶいちゃん