「地酒?純米大吟醸、水芭蕉?めっちゃ冷えてる。」
松潤が手に取ってラベルを見た。
「そう、群馬の地酒なんだけどフルーティーでワインみたいだから冷やして飲んだ方がめちゃくちゃ旨いから。」
「へぇー美味そうじゃん。」
「で、これはオススメの餃子ね。」
「出た!とうもろこし餃子でしょ?見たよwww。」
「じゃあ、準備しますか。キッチンあっちね。大野さん魚捌いて。」
「了解。」
「じゃ、俺カメラ回そう。」
ピンポーン♪
3人がキッチンへ向かった時インターホンが鳴った。
「あっ来たかな?」
俺は急いで玄関へ行きドアを開くと会いたくて待ちわびていた笑顔の彼が立っていた。
「あ〜翔ちゃん、どうもどうもお疲れ〜。」
彼からの甘い声で呼ばれる『翔ちゃん』に俺は直ぐに顔が崩れてしまう。
ヨイショヨイショと言いながら両手に荷物を持って入っ来て体温を測る仕草も可愛くてニヤけて見てしまう。
「何これ?大荷物じゃん。」
俺は彼から荷物を受け取って2階へ案内した。
「相葉くんが到着したよ〜。」
キッチンにいる3人に知らせた。
「うわっ、テレビで見る以上広い!」
何となく想像していたリアクション通りの目をまん丸にして驚く姿は可愛くて口元が緩んでしまう。
にのがカメラを向けてリビングに戻って来た。
「あ〜ニノ久しぶり♪あっあれ?リーダーと松潤は?」
「キッチンで料理の準備。」
ひょこっとキッチンを除いて2人を見つけると。
「リーダーーーーーー。」
「あっ、相葉ちゃーーーーん。」
と2人でハグをした。
「ちょっとお2人さん再会で喜ぶのも分かるけど時間が限られているんだから準備しないと。」
横目で見ていた松潤に言われ
「「ふぁーい。」」
と2人言いながらリーダーはまた魚と格闘し相葉くんはリビングに戻って来た。
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昨日、発表されたね。
ぶいちゃん