
「雅紀。」
席を立って部屋のドアへと向かおうとしたところで呼び止められた。
「帰るのか?でもお前飲んじまっただろ?」
あっそっか…
「…タクシー呼ぶから。」
「泊まってけよ。こんな時間じゃタクシーも来ないだろ。」
「大丈夫だよ。大通りまで出れば。」
リビングのドアに手をかけたところで俺は腕を掴まれた。
「泊まってけって。」
「ごめん、こんな事言ったらまた余計なお世話って言われるかもしれないけど…心配だから。」
「心配って…俺男だしいい大人だよ。そんなに俺って頼りない?」
「そうじゃない。好きだから…。メンバーだからじゃない雅紀、お前だからほっとけないし守りたいって思う。好きなんだよ。」
俺の腕を掴む翔ちゃんの手に力が入った。
「ズルいよ…そうやっていつも格好良くて…。」
「え?」
「俺だって俺だって翔ちゃんに良いとこ見せたいのに。今回も翔ちゃんに甘えないでちゃんと解決させたいと思ってたのにさ…俺いつも格好悪くて情けないじゃん…」
「俺だって翔ちゃんを守れるくらいになりたいって思ってるのに。」
振り返り翔ちゃんに投げかけた。
何の涙か分からないけど溢れて頬をつたった。
「雅紀…。」
掴まれていた腕をグイッと引かれ翔ちゃんに抱きしめられた。
「ごめん、お前の気持ちに気付いてやれなくて。でも雅紀は格好良いよ。」
耳元で優しく言われた。
「情けなくなんてない。雅紀は強くて格好良い。」
「翔ちゃん…うぅぅ」
翔ちゃんの言葉が嬉しくて涙が止まらず出てきた。
「鼻水付けるなよwww」
「もう、遅いよぉぉ」
「仕様がないなぁ。雅紀好きだよ。」
ギュッと抱きしめてくれた翔ちゃんの背中に俺も腕を回した。
「俺も。」
そう言えば2004年の24時間テレビでもこんな風に翔ちゃんは俺を抱きしめてくれた。
そう、翔ちゃんはいつだって俺の力になってくれている。
「翔ちゃん…ありがとう。」
ずっと好きだった翔ちゃんの胸の中でやっと素直に気持ちを伝えられた。
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お話、もうちょっと続いちゃうな
ドラマ逃げ恥の平匡さんとみくりさんがリアルご結婚したね。
とってもお似合いだと思うな
おめでたい話はイイね
とは言え嵐のメンバーだったらどうだろう…
幸せになってもらいたいけどね。
櫻井翔💖相葉雅紀
ビッグカップル誕生!ってなニュースをお待ちしてます。←腐り過ぎてる🍄
今日は櫻葉木曜日




ぶいちゃん