どうもどうもニコニコ
昨夜のSHOWチャンネルでの櫻葉が嬉しかったのでちょっとお話を書いてみたよ照れラブラブ

苦手な方はスルーでお願いね。


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「コンッコンッ」

「ハイッ」

ドアを開けると俺の顔を見るなり満面の笑みをした。

「ようっ」と言って楽屋に入るとシッポ振って喜んでいる子犬のように見えた。



「忙しい?」

「うん、ボチボチね。翔ちゃんは相変わらず忙しそうだよね。撮影とかやってるんでしょ?」

「まぁね。足、もう大丈夫なの?」

「うん、もう全然平気。翔ちゃんが絶対無理するなって言ったから。」

「当り前だ。お前のことだからリタイアするなんて悔しいって足を引きずってでも続けちゃうだろ。そしたら今後の仕事に支障を来たすだろうよ。」

「うん、そうだね。でもさぁ完走したかったなぁ。翔ちゃんの番組で俺の夢成功させたかったよ。」

「挑戦する事に意味があるんだからめちゃめちゃ良い企画だったぞ。」

「翔ちゃんのバック転の企画、俺だけに相談してくれて嬉しかったなぁ。」

「割と軽い答えが返ってきたけどな(笑)」

「フフフ、お互いまたリベンジする?」

「えっと…とりあえず(その企画は)温めさせて。」

「「www」」

「ねぇ翔ちゃん、もう一つ案を出した企画はどうなったの?」

ニヤニヤしながら聞いてくる雅紀。

「もう一つ?何だっけ。」

「ほらぁ、宮古島で言ったじゃん。俺と翔ちゃんが1週間一緒に住むってやつ。」

「あぁ。」

「楽しみに待ってるんだけど(笑)」

「無理だろ。少なくても現状このご時世特に。」

「やりたいなぁ。翔ちゃんだって乗り気だったじゃん。」

「そりゃ…まぁ」

もし、その企画がまかり通ったら企画とは言え雅紀と堂々とイチャイチャしながら暮らせるなんて願ったり叶ったりだ。

ニコニコしている目の前の雅紀の可愛さにたまらず手を握って引き寄せた。

「うわっ、翔ちゃん?」

「本番前の充電。」

抱きしめると雅紀の体温が伝わった。

「うん。」
雅紀の両手も俺の背中にまわりお互いの鼓動を感じた。

そっと力を緩めると潤んだ瞳と口角が上がった薄い唇に吸い寄せられその唇を塞いだ。

忘れることの無い感触に酔いながら雅紀を倒して上からさらに深く口内を味わった。

「んっ…」

苦しくなった雅紀は声をもらした。

唇から首筋に鼻と唇をつけて雅紀の香りを吸い込んだ。
香水なんてつけなくてもとても心地の良い俺の好きな香り。

「はぁ…ん」
雅紀の悩ましい声が耳に入って俺の熱はさらに増した。

「雅紀、愛してる。」
雅紀の胸元のシャツを広げ紅い華をつけた。





「あぁ…しょ…ちゃん…待って…待って。」

雅紀が俺の頬を両手で抑えた。

「これ以上はダメだよ。本番前だから。」

く〜っ、ここまで来てお預けとは(涙)

「そ、だな。」

雅紀を起こしシャツを整えて紅い華を隠した。

「今日、終わったらうちに来て。」

雅紀が俺をギュッと抱きしめて耳元で
「続きしよ。」

と囁いた。

本番前にこの囁きは反則だろ。

そんな楽屋での甘い一時を過ごした後本番の収録へと向かった。




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「コジの『会ってるの?』の質問には焦ったよね。」

「そうだな。まさか毎日の様に会ってるなんて思ってないだろうな。」

「羽鳥さんが、松潤の話題に切り替えてくれて良かったね。」

「ハハハ、ナイスアシストだな。」

「翔ちゃんの番組からまたオファ来ると良いな。」

「ヨコには大変だとか何とか言ってたじゃん。」

「まぁ、内容によるって言うか…」

「ってか最近相葉雅紀の友達アピールが酷いぞ。」

「え?翔ちゃん妬いてる?」

「………。」

「翔ちゃん、友達とはこんな事しないよ。翔ちゃんと俺は特別な関係。分かってるでしょ?」

優しく少し掠れた声で言ってくる雅紀。

「分かってる。けどな…」

「もう…心配屋だな。」

「ならもっと安心出来るように雅紀で満たして。」

「フフフ、いいよ。」

特別な関係の俺らは肌と肌を重ねてベッドに沈んで行った。


でも雅紀、俺はこれからも雅紀の友達には妬いてしまうよ。



その笑顔、雅紀を独り占めしたいんだから。






ぶいちゃんクローバー