テレビはついているものの別段観たいものはないからソファーに横になりながらスマホを弄っていた。
そろそろ帰ってくるだろう主役の君を…
カチャッ♪と、ドアが開く音がして靴を脱いでこちらに向かって来る気配。
そしてリビングのドアを開けて言う
「ただいま~」
ほらね。
この瞬間が堪らなく好き。フフフ
思わず笑ってしまう。
「ん?どした?」
「ううん、なんでもない。お帰り。」
きょとんとした顔が可愛い。
「ねぇ、お祝いしよ。」
「お祝い?何の?」
「翔ちゃんの入所祝いだよ。」
「なんだそれ。(笑)」
凛凛しい眉毛をハの字にして笑った。
「知らないの?10月22日は翔ちゃんが事務所に入った日なんだよ。ファンなら知ってて常識。」
「ファンって雅紀、俺のファンなの?(笑)」
「当たり前じゃん大ファンだよ。えっと翔担って言うのかな?推し?あれ?と、とにかく入所日とか大事にしてお祝いするの!」
「へぇ~、自分でいつ入ったかなんて覚えてねぇや。」
「いいから、早く着替えて来て。」
「了解。」
俺はリビングのローテブルに翔ちゃんの大好物を並べた。
「スゲー!貝づくしじゃん。」
「どお?テンションあがった?」
大きな目をさらに大きくして喜ぶ翔ちゃんに俺もテンションあがった。
キンキンに冷えたビールを注いで翔ちゃんに渡した。
「じゃ、翔ちゃん、入所24周年おめでとう!カンパーイ!」
「雅紀、ありがとう。カンパーイ!」
グビグビ喉をならした。
「「プハァーッ!うっめ~」」
同時に声が出た。
「じゃあ、貝行っちゃうよ。」
「うん、食べて食べて。行っちゃって下さいな。」
醤油が入った小皿を持って貝をとって口に運ぶと顔を歪ませて「旨いーーー」と言った。
アイドル櫻井翔でもなくキャスター櫻井翔でもない櫻井翔の素顔を今、独り占めしている俺は幸せMAXだ。
「そう言えばさ、俺入所24年なの?」
箸を止めることなく聞いてきた。
「そうだよ。だから…1995年の10月22日にジャニーズ事務所に入ったんでしよ?」
「そっか。もう24年なんだ…」
「翔ちゃん…ありがとね。」
「ん?」
「ずっと辞めないで事務所にいてくれてありがとう。」
心から翔ちゃんに伝えると翔ちゃんが優しく「雅紀のおかげだよ」と言うから胸が熱くなって涙が滲んで来た。
「フフフ何でお前が泣くの?」
「だって翔ちゃんが…」
翔ちゃんがカッコイイから…
翔ちゃんが優しいから…
泣き顔を見られたくなくて俯いていると翔ちゃんがそっと隣に座った。
「これからも一緒に頑張って行こうな。相葉雅紀君!宜しく!」
そう言って翔ちゃんは右手を出した。
「宜しくお願いします…」
俺も右手を出してその手を握ると引っ張られ翔ちゃんの胸の中におさまった。
「雅紀、ありがとう。」
俺の大好きな声が耳元で聞こえた。
翔ちゃんの温かい胸の中と優しい鼓動はこの先の不安なんて無くしてくれる安心感がある。
翔ちゃんと一緒なら何でも乗り越えられるって思える。
だからね、ずっと一緒にいようね。
そっと顔をあげると優しいキスをくれた。
「翔ちゃん、次はデビュー20周年のお祝いしなくちゃね。」
「お祝い続きだな。」
「ありがたいね。」
「でもさ、その前に俺の大ファンの相葉雅紀君にファンサをしなくちゃ!」
「え?」
ソファーに倒れされたと思ったら翔ちゃんにホールドされていた。
「ファンサ欲しい?」
「うん、いっぱいちょうだい////」
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翔ちゃんの記念日は今年も幸せな記念日になった。
来年も再来年もお祝いするからね。
翔君
入所24周年おめでとう❣️
2019.10.22
いきなりお話書いちゃった💦
やっぱり櫻葉ラブラブが書きたい

今、FCのことで波紋を呼んでいるよね

もちろん私もそのまま継続して貰いたい

FCまで休止する必要はないと思うの。
会報やお知らせがなくてもいい(本当はあって欲しいけど)でも年会費要りませんとかFC無くすとかは辞めて~
悲しいじゃん。

サイトだってそこで個々のお仕事のお知らせでいいよね?だって活動していなくたって「嵐」ではあるんだよね?
嵐ファンみんなの想いが届いたらいいな。
また大型台風来るね。
気を付けてね。
ぶいちゃん
