まもなく自宅マンションが見えてくる頃これまでの事を頭の中で少しずつ整理した。今この事態も物凄い事でしょ?と思い心拍数が一気に上がり始めた。
何となく流れでここまで来ちゃったけど国民的アイドルスターARASHIの「相葉雅紀」と「櫻井翔」が私を家まで送ってくれるなんてヤバくない?!
「遅くなっちゃってごめんね。」
優しく気遣ってくれる相葉君。そういうところが好きなんだよ~。
後部座席の翔君が気になりながら思った。
「ここ?はい、お待たせ。」
マンション前に車を停車してくれた。
「ありがとう。何かこんな所まで来てもらっちゃってすみません。」
「へぇ~駅から近いんだね。」
相葉君が窓から外の様子を見て言うと翔君もキョロキョロ窓の外を見た。
「嫌、恥ずかしいよ豪邸にお住まいの国民的スターに見られるなんて💦」
「そんな豪邸なんかじゃないよ。ねぇ翔ちゃん。」
「またまた~プレミアクラスのお宅なのにぃ。」
「そんなことないって。じゃ、今度遊びに来なよ。」
さらりと翔君が言った。
「はぁ?いやいやいやいや、それは大問題になっちゃう。」
「何で?良いじゃん。皆でSweets
partyしようよ。」
「何だよ。Sweets限定かよ(笑)」
「じゃ、タコ焼も?」「いいねぇ。タコパ♪」
盛り上がってる2人だけど一般独身女性のジャニヲタしかも推し担のご自宅へ行く何て事が許されます?
そりゃ、行ってみたいよ。2人の生活。
すっごーく覗いてみたい!!
でも怖いじゃん。
世間に見つかったらさ。どーするよ。
何て頭の中でグルグル考えているのに
「また新作が出来たらさ、教えてよ。連絡してくれる?」
相葉君がスマホを出して言った。
えっと、これって連絡先交換?
「あっ、でもそれっていいのかな?…」
一応スマホを出してはみたものの戸惑う私の目の前に相葉君はスマホを友達追加画面にして差し出した。










長くなりそうだったので分けます

えーん

⑩話で終わらせるつもりだったのに〰️
しかーも
翔君の登場が少なくて申し訳ないっす


どこまでも羨ましいケーキ屋の姉さん

ぶいちゃん
