「こんにちは~」










ガラス扉を開けて一人のお客が入ってきた。
スラリと背が高くて深々とキャップをかぶった男性。
なんだろうこのオーラ。はっきり顔が見えなくてもイケメンだって分かる。
「いらっしゃいませ」
と声をかけてから少しかがんでショーケースを覗く男性を見ていた。
「お薦めは何ですか?」
と顔を上げて聞いてきた男性の顔を見たとき私の心臓は爆発しそうになった。
だって!だって!その男性は
「あっ、あっ相葉君!」
上手く呼吸が出来ない様な声が出てしまった。
「あっ、どうも♪」
にっこり笑って軽く会釈をしてくれた。
ひゃ~マジ天使!マジイケメン!
こんな事って!こんな事って!気持ちはヲタクでいっぱいだけどそこは何とかおさえて接客に努める私。
「今、お薦めはこちらです。旬のフルーツが入ったタルトです。」
出来るだけ普通に応えて商品を指すけど視線は相葉君に釘付けの私。
「へぇ~。ん~」と考えながらショーケースをまた覗く相葉君。
「どれも美味しそうですね。迷うなぁ。」
「あっ、ありがとうございます。スイーツ好きですもんね?」
「よく知ってますね。そーなんです。」
あっ、ヤバいヲタクが出ちゃう💦と思っていると。
「プリンが好きなんだよな~」
と呟いた。
知ってる知ってる。硬いプリンでしょ?
心の中で私も呟いた。
「じゃあ、こちらのプリンはいかがですか?4種類の味があって。硬さも相葉君のお好みだと思いますよ。」
「マジ?そう、硬いプリン好きなんですよ。じゃあ、これを8個お願いします。」
粗相のないように箱に詰めている間も緊張の嵐。
チラッと横目で見ると片手をポケットに入れてスマホを見ている姿。ヤバい〰️。
格好いい〰️。落ち着け私。
「お待たせ致しました。ドライアイスもお入れしておきました。」
「ありがとうございます。」
と、現金でお支払。意外だなぁクレジットじゃなかった。そこですかさず財布チェック。
へぇーシンプルな折り畳みの財布なんだ…
でも高級そう。
「これ、貰っていっていいですか?」
ポーっ///と仕草を見とれていたらカウンターに置いてあるお店のカードを指して聞いてきた。
「あっ、はいどうぞ。」
「予約注文とかって出来るんですか?」
「はい。お受け取りする2日までにお電話してくだされば承ります。」
「そーなんだ。わっかりました。ありがとうございます。じゃ、」
めちゃ爽やかな笑顔で手を振ってお店出て行った。
心の中で(いや、待って!写真撮らせて!サインして~!せめて握手でも!)と叫んで追いかけたい気持ち120%だった。
まだ心臓バクバク夢の数分間。
大大大好きな相葉君と会話が出来たなんて信じられない話でしょ?
早速嵐友ちゃんに自慢したいけど信じないだろうな。
なんだったら店内隅に設置してあるこの防犯カメラに写っている映像下さい!と拝みたくなる。
でも今日の事は内緒にしておこう。
相葉君と私の秘密。な~んて勝手に思ってニヤニヤしていた。
あ~ここで働いていて良かった。
お店に相葉君が来たことは他の従業員にも秘密にしてした。
買って行ったプリンどおだったかな~。
また来ないかな。お店のカードに私の電話番号も記入しておけば良かった。なんて邪な考えしてしまう数日。
あれから2週間程たった頃かな。
週末の夜の楽しみラジオ「お耳のご褒美」でなんと!たぶん恐らくうちのお店のことを話題にしてくれた。
あの日はラジオの差し入れだったみたい。
『小さいお店何だけどねショーケースにたくさん種類があってどれも旨そうだったの。お店の方が薦めてくれたのもあったけどプリン好きって言ったらこれどお?って言ってくれてね。』
『うん、美味しい。』
『ね、美味しいよね!正解だ。』
『その、お薦めの品も気になりますね。』
『分かったまた行ってくるよ。俺常連になるww』
え~!!!相葉君マジっすか?!まるで日曜の朝番組のコーナー名を叫んでしまうほどの驚き。
咄嗟的な冗談まじりの言葉でも嬉しい。
でもその相葉君の言葉は本当だった。










あら~
ダラダラ長くなっちゃってごめんね
もう、飽きちゃった




翔君もまだ出てこないしね~

もう少し先かな…でも櫻葉erの私なのでそこは必ず

梅雨入りしたね🐌🍃
じめじめベタベタだけど乗りきろう。
今月はニノちゃんBD
&ワクワク
&BEST アルバム
発売
楽しみだね。




今夜のしやがれで櫻葉萌えはあるかしら
では…


読んでくれてありがとう

いいね👍️もありがとう

優しい皆が大好き

ぶいちゃん
