先に朝食を食べていると頭を掻きながらバツが悪そうに翔ちゃんがやって来た。

「翔ちゃん!早く支度しないと迎えが来ちゃうよ!」
「うん…雅紀?」
「何?」ついつい強い口調で答えちゃう俺。
「もしかして怒ってる?」
「何で?」

さっさと食べ終わって片付けた始めた俺に視線を送って様子を伺っていた。
そりゃ怒るよ!だってあんなに嫌がられたらさ!好きな人にあんな風に拒否られたらさ!翔ちゃんのバカっ気づけよ。

食器を洗っていたら後ろからフワッと抱きしめられた。

「ごめん。俺、動揺しちゃってさ…考えとくから時間ちょうだい。雅紀、愛してるから怒らこらないで。」
「翔ちゃん…俺こそごめんね。早く元に戻りたくて翔ちゃんの気持ちも考えないで言っちゃって…」
「バカ唇」首すじにキスした。
「あっちょっ!痕つけてないよね?」

フフフと怪しい笑みを浮かべて席について食べ始めた。
「もう!」と思いながらも優しい翔ちゃんが好きなんだと改めて思っていた。


程無くしてマネージャーの迎えが来て俺達は湾岸スタジオへと向かった。

「翔さん具合大丈夫ですか?」

迎えに来た俺のマネージャーが声をかけてきた。

「え?」と思わず翔ちゃんが言うと。

「翔さんのマネージャーが昨日翔さんの様子がいつもと違って疲れていたみたいって言ってましたよ。」

俺は翔ちゃんの顔を見て慌てて返事をした。
「あっ、うん大丈夫だけど寝不足かな。」
「なら良いですけど無理しないで言ってくださいね。相葉さんも大丈夫ですか?」
「俺?俺はすこぶる元気だけどww」

俺と翔ちゃんは顔を合わせ不自然に笑った。


ハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミ


いつぶり?自分でも忘れかけていたよアセアセ
いつになったら終わりが見えるのかしら…
とりあえず身体が入れ替わって2日目。
次回は他メンバーも登場。


飽きずに読んでくれた方、ありがとうおねがい


ぶいちゃんクローバー