案内された部屋に進むとスタッフらきし人が何人もいた。顔を会わすなり挨拶をしてきた。俺にとっては初対面ばかりだけどきっと翔ちゃんは何度か会っているんだろうな。
相手からの挨拶からそう、読み取れた。

「じゃあ櫻井さん、こちらに。」と目の前に席に促された。
「ハイ、宜しくお願いします。」
「ハハハハ何か今日は緊張されてるんですか、表情が硬いですね。」

そりゃ緊張するよ。しない方が可笑しいだろ。だって俺は相葉雅紀なんだぞ!と思いながら「あっ、そうですか?」と苦笑いした。

そんな俺の気持ちを知るよしもなく資料を渡され話が進んでいった。
内容は現代医療を考えての新しい保険制度プランについて。
「はぁ?」めっちゃ難しいじゃん。はっきり言ってワケワカメ💧
とにかくハイハイと言って頷くしかなかった。翔ちゃんならきっと途中で質問も出来るんだろうな。


「かくかくしかじか……という感じになっているんですよ。なので少しでも負担を和らげるために当社はこの制度を取り入れました。」
「なるほど…。」

「で、今回櫻井さんには新しいプランのこちらを紹介して頂きたいと思ってます。」

新しく撮る保険のCM。翔ちゃんこんなに念入りに打ち合わせしていたんだ。

説明を受けた後セットがあるスタジオに入りCM撮影をした。

これから放送されるCMは今まで通り翔ちゃんだけど翔ちゃんじゃないそれは俺と翔ちゃんしか知らない事。
はっ、分けわかんねえ。


「お疲れ様でした~。」

無事に撮影が終わった。CM撮影でこんなにも疲れたなんて始めだ。

車に戻り深いため息をついた。

「翔さん、今日体調悪いんですか?」
マネージャーが振り向いて俺の顔を見た。
「ん?大丈夫だよ。」
「そうですか。?ならいいんですけど…いつもの翔さんと違うなって体調悪かったら言ってくださいね。薬用意するし病院も行きますから。」
「うん、ありがとう。大丈夫昼飯食おう。」
「分かりました。」
体調?めちゃ悪いよ。食欲なんてないけどとりあえずそう答えた。

もうメンタル潰されそうだよ。

翔ちゃん…今すぐ会いたいよ。

今頃は取材中かな…?


ハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミハリネズミ


ん~何かすいませんの世界タラー
医療や保険、もちろん業界の事をは全くの無知なので「こんなことないよ」と思ってもそこはスルーでお願いしますね~。

おはようございます。
何か上手く更新されなかったようなので追記して再びアップしてみました。

いつもありがとうございますピンクハート



ぶいちゃんクローバー