Graham(グラハム)さんとはここ10年の付き合いだ。
私たち家族3人がいつもお世話になっていた。
Grahamさんは110歳くらいというご長寿だが、
とっても暖かくて、懐の広いおじいちゃん。
私たちをいつも微笑ましく見守ってくれていた。
Grahamさんは1910年代生まれ。
自然がまだとっても豊かな時代に生まれた。
Napier(ネイピア)市という隣町で1931年に大地震があったとき、
GrahamさんがいるHastings(ヘイスティングス)市でも大被害があった。
そんな中、Grahamさんは地震に耐え抜いたのだ。
第1次世界大戦、第2次世界大戦に参戦した兵士たちを見送り、
帰還した兵士たちを迎えたのだろう。
何人もの子供達が通りをはしゃぎながら過ぎるのを見てきただろう。
そしてその子供たちが大人になって、子供を育てているのも見てきただろう。
息子が小さい時には
Grahamさんの脇の間を登っていったり、
ぶら下がったり、駆け回ったりしたっけ。
Grahamさんの高ーい天井を見上げ、
(なんでこんなに高いんだろう)って、
よく思ったものだ。
明日は、そんなGrahamさんとのお別れ。
10年というめっちゃくちゃ長いお付き合いなのに、
Grahamさんの名前を知ったのは、実は去年のこと。
彼に話しかけたのは、去年が初めてだった。
チャネリング講座をし始めてから間もない時。
ふと、チャネリングの練習をしようと思って、
話しかけてみたのが、私たちの住むお家。
その時、初めて彼の名前を知ったのだった。
「Graham」
結構なお年寄りだったので、
ガタがきているところがあり、
私たちが住み始めてからもあちこち修理をしてきた。
住みながら手入れをして、10年という月日が流れていった。
思えば、ちょうど息子が4歳になったばかりで引越しをしてきた。
そして、2ヶ月前に息子は14歳になった。
ニュージーランドがロックダウンに入る前に
買い手が決まり、私たちの次の引越し先も決まったので、
ロックダウン中はGrahamさんにマッタリとお世話になった。(●´ω`●)
あまりにもこのマッタリ感にハマってしまって、
お家時間が永遠に続いてほしいくらいに思っていたのだが、
世間(ニュージーランド)では
コロちゃんが落ち着いてきたので、
先週火曜日、4月28日から
COVID-19の警戒レベルが4から3に引き下がり、
引越しのGOサインが出された。
次の日から慌てふためいて、引越し準備開始。![]()
夢のようなお家時間はあれよあれよと言う間に終わり。
そして5月1日には、Grahamさんとの最後の晩餐会。
実は家族にはGrahamさんとの会話のことを言ってなくて、
と言うか言っても信じてもらえるどころか、
オカルト狂のクレイジーオカン扱いを受けるだけなので、
自分でシミジミとGrahamさんとの最後のご飯を味わっていた。
いろんな思い出が目の前に浮かんできて、
ちょっとウルウルしたゾ。
そして今日は、家族みんなでGrahamさんをピッカピカに磨いて、
「ありがとう」と言った。![]()
そう、「ありがとう」と言ったのは私だけだけどね。![]()
明日は、鍵を渡す日。
Grahamさんよぉ、達者にしててや〜
次に住む家族にも大切にしてもらえるといいな〜![]()
私の独り言をここまで読んでいただきありがとう。![]()
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