生まれた瞬間からかも。

父親に普通の子どもを育てさせてあげたいって母親の思いで生まれた。

私が生まれた瞬間から背負ったのは異常なまでの親の期待と障がい者の兄弟のお守って役。

ここには綺麗事書かないよ。
産んでもらったのにとか、障がい者に対してとか…そういうの言える人は本当に強い人か本当に幸せな人、あとあまりその周辺の現実を知らない人、だと思う。

幼稚園にあがった瞬間から兄弟のことでよくいじめられた。
兄弟に障害があるからお前も頭おかしいんだろって、お前の兄弟キモイからお前もキモイって。
中学までずっといじめられた。

いじめに見えないいじめもあった。
小学校の時に担任に言われて書かされた作文とか。
道徳の授業だかなんだか覚えてないけど、障がい者の兄弟のことを作文に書かせて、みんなの前で読ませて、何が学べるって思ったんだろう。
これはいい教材になるぞって目つけたんだろうな。

その辺りからいじめもひどくなった。
上履きがないなんて当たり前だし、教科書も忘れ物に厳しい先生の教科の物を重点的に隠される。
中学で階段から蹴り落とされた時に諦めついた。
ああ、私普通に生きれないんだって。

兄弟のせいでいじめられるって言えなかった。
母親を悲しませる、父親に怒られる、そもそも兄弟のせいじゃないかも、私が本当におかしくて、キモくて、弱いからなのかもってずっと思ってた。

でも同時にいっつも浮かぶ考えがあった。
でも私何も悪いことしてないって。
なんでなんだろって。
生まれたくなかったなって。
未だに思う。
兄弟が健常者だったら私、生まれてなかったんだろうなって。

だからどんな顔して生きてたらいいのかわからない。
幸せだなって、楽しいなって思う瞬間だけ拾いなさいって心療内科の先生にも言われたけど。
私にはすごく難しいことだから。