大人は過去を棚に上げやすい | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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子どもの生きる力を育み、

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

長らく、不在にしておりましたが

また、ぼちぼちと書いていきますので

改めてよろしくお願い致します。

 

本日の研究報告をいたします!

 

報告書

【大人は過去を棚に上げやすい

 

 

 

 

さて、とある日のこと

幼稚園でお菓子が出ました。

 

そのお菓子は有名なビ●コ。

(あの、筋肉質な男の人がパッケージのやつですよ)

 

そして、子どもたちを観察していると

そのお菓子を半分に分解して

ビスケットだけの部分と

ビスケット+クリーム付きの部分に分けて

食べている子が笑

 

たぶんですが、

お子さんがこういったことをしている現場を見たら

大抵の親御さんは止めさせようとするんじゃないかな?

と私は想像しています。

 

でも、私は特に注意することもなく

その子に共感しました。

 

「その食べ方おいしいよね。

先生も小さい頃そうやって食べてたよー」と。

 

これを読んで不快に感じた方もいるかも

しれませんが

 

でもちょっとまってください!

 

あなただって

小さい頃やりませんでしたか?

 

このお菓子はしなかったとしても

別のお菓子で変な食べ方をして

親御さんから注意された経験はあるのでは

ないでしょうか?

 

でも、私たち大人はそんなことは

なかったかのように棚に置いて

子どもたちを指導しようとします。

 

それってどうなんだろうか?と

私は個人的に思うわけです。

 

注意するにしても

すぐさまとがめるように言うのではなく

「その食べ方小さい頃してたよー」

共感することぐらいは

してもそんなに時間はロスしないと思います。

 

実際、上記の子どもは

私の共感する言葉がけに

とっても嬉しそうに「だよねー」

大人顔負けの共感をしてくれましたよ笑

 

 

もちろん、TPOは世の中に存在します。

 

家ではOKでもよそではしないで欲しいと

思うことはあります。

 

それはその都度、伝えていくしかありません。

 

そして、ある一定の年齢にならないと

使い分けはできません。

 

年齢が低い子どもの場合は

家でOKなことは外でもやってしまいます。

 

そういうものだと思いながら

関わってほしいと思います。

 

 

以上、本日の研究報告でした!

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

報告者 所長 酒井沙彌香

 

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