運動会の練習のはなし | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

本日の研究報告をいたします!

 

報告書

運動会の練習のはなし】

 

 

もうすぐ幼稚園や保育園は

運動会のシーズンですね。

 

保護者の方にとっては

お子さんの成長も見られますし

感動もlありますし

ワクワクドキドキですよね。

 

しかし、保護者の方が見ることが

できるのは、当日のみ。

 

でも実は運動会は当日が

全てではありません。

 

そこに至るまでのプロセスが

必ずあるのです。

 

 

保護者の方のことを意識する園では

これでもか!というぐらいに

練習をしまくります。

 

そして、年齢が上がれば

過酷さも増します。

 

本来ならば、のびのびと遊ぶべき時間が

運動会のダンスの練習などで埋まり、

みっちりしごかれ、怒鳴られ

当日をむかえるわけです。

 

当然、保護者の方には

感動していただけます。

 

 

一方、保護者ではなく

子どもを意識する園では

それほど練習をしません。

 

体育の時間にダンスを踊ったり

自由時間に踊りたい子だけで

先生と一緒に踊ってみるのみ。

 

総合練習もなし、

開会式閉会式の練習もなし。

 

普段の朝礼などで月に一度ぐらいは

並んでいるのでそれでよいわけです。

 

これは子どもにとって負担もなく

運動会だからと過度に緊張することも

ありません。

 

ですが、当日は失敗をする可能性もあるし

うまくいかない可能性もあるわけです。

 

 

どちらが良いかは私には分かりませんが

でも、私は後者の方が好きです

 

どちらのパターンも経験したからこそ

私は後者が好きです。

 

そもそも、幼稚園や保育所の通う主役は

子どもたちです。

 

運動会も親のためではなく

子どもたちが主役である必要があると

私は思っています。

 

であるならば、ありのままの子どもたちを

保護者の方には見て欲しいと思うのです。

 

ダンスが上手な子

走るのが速い子

玉入れがすごく上手な子

と、それぞれに輝く場所があります。

 

それは、他の子と比べてしまうと

目立たない地味なものかもしれませんが

 

それでも、子どもたちの顔は

輝いています。

 

子どもたちなりに達成感や仲間意識を

強めているのです。

 

そこに、大人の入る余地はあまり

ないんですよね。

 

そんなことも考えながら

今年の運動会は子どもたちを

見て欲しいなーと思っています。

 

 

 

以上、本日の研究報告でした!

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

報告者 所長 酒井沙彌香

 

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