夫は時間に制限がある中で一生懸命に仕事を頑張っていました。

しかし、年度末の評価にて、係長からいただく評価表にはマイナスなことが多くあったそうです。

その中に、「勤務中にスマホをよく見ているので気を付けてください」というような内容の一文があったそうです。

学校の先生かよ・・・と思いましたが、スマホをいじっていたのが気になったのでしょう。

夫に聞くと、調べ物をしていたり、また私からLINEが来ていないか見たりはしていたけれど、そんなに頻繁に開いてはいなかったそうです。

 

2023年3月17日。

その日は、長男を保育園お休みにして幼稚園の用事に行っていました。

用事が終わったのは午前中、そこから長男と次男を2人で家で見ていたのですが、私が「今日は定時ですぐ帰ってきてほしい」とLINEをしました。

しかし、一向に既読になりません。

いつも会社を出たら「帰るよ~」とLINEを送ってくれるので、そこからだいたい1時間少しで着くかな、と計算できるのであと少しがんばろう!と思えるのですが、定時をすぎても未読のまま。

 

私は思わず夫に電話をかけてしまいました。

スマホをいじれなかったということでしたが、私はなぜだか急に涙が溢れてきて、「今日は自宅保育の日だから早く帰ろうって意識してほしかった・・・」と大泣きしてしまいました。

と同時に、夫と連絡が取れなかったのを係長が評価表にスマホを見るのを制限したからだとも思い、係長にただならぬ怒りを覚えてしまいました。

 

夫は「すぐ帰る」と言って帰る準備をしたようですが、ボソッと「LINE見れなくて妻が怒っているみたいなんだ」と周囲に漏らしたそうです。

すると周りの方々に笑われたようで、恥ずかしくなってきてのちに電話で「恥ずかしい思いをした!」と私を叱責。

 

私が子どもじみたことを言っているのはわかります。

さげまん(死語?)ですよね・・・

 

今こうやって文章にしていたら、余裕がなさすぎだろ・・・とも思いますが、そのときは本当に追い詰められていたといいますか、いっぱいいっぱいだったのです。

 

その晩、なにかが爆発して、夫に「なんで早めに帰ってきてくれなかったの!!!」と大泣きして八つ当たり、夫もさすがにストレスが溜まりまくっていたのか不満が爆発し、言い合いの大喧嘩をしました。

 

ちなみに、係長は2023年4月1日の人事異動で昇格していました。