「霊存在には絶対に抵抗してはだめ」


これが家庭の教育方針でした。


これは霊存在への絶対的服従を意味します。


祖母が霊存在の怖さを知っているがゆえの判断でした。

場合によっては、人生を狂わされることもあることを知っていたのです。


出来るだけ私たちを苦しませたくないという祖母としての愛情だったとも思います。


また、私の家族も霊能力があることが、優れた能力のように考えていたため、その当時はその考えが正しいのか疑うこともなかったのです。

(この考えは、一般的にもあるとは思います。)


この判断はその後の霊存在の行動をエスカレートさせたことも事実です。