前記事にて予告してたの、コレです

いやー、面白かったー！

ほんと、垣谷さんはいつもタイムリー！

今回も墓守、墓じまい、ついでに死後離婚など、非常に時流に乗ったテーマでした

「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない」

姑の四十九日の法要を前に、突然明らかになった遺言ーーー

五月は騒動の行方をワクワクしながら見守るのだが・・・

ワクワクしながらって（笑）

わかるけど

読んでいて、イラッとしたり腹を立てたりクスッとしたり・・・

「オトコ」という生き物がますますキライになります

先祖代々の墓がなんだっていうの！？

考えるまでもなく、

男のプライド<老後の資金

でしょーが

男って霞を食って生きてるんじゃないだろうか？（あ、垣谷作品に登場する男、というイミです。誤解のないように）　

女性は現実的なのです

常識がないと親戚中からバカにされている五月の言葉はスカッとする

伯母が墓じまいに猛反対と聞き、

「だったら伯母さんが死んでから墓じまいすればいい。死んだら何もわからないし、そんな先のことじゃないでしょうから」

と本人の前で言ってのけた五月！

あっぱれ！

わたしも五月と同じで、死後の世界は信じてないし、大きな声では言えないけれど宗教は毛嫌いしてる

子どもたちに墓守や墓参りなど、しがらみを与えたくないので死後は散骨希望です

自然に還りたい、という気持ちも大きい

ただ、義父母は10年以上前に自分たち用の墓を購入済

なので当然そこに入り、子孫に供養してもらうつもりです

本当は義母がそこに入った時点で永代供養にしてもらいたいけど、夫も入るつもりだろうな〜

夫には独特な宗教感があり、わたしとは相容れないんです

わたしが遺った場合は永代供養にして墓を終わらすつもりだけど、多分わたしの方が先な気がする

その時義実家の墓に入るなんて絶対にイヤだー！

読んだ本「墓じまいラプソディ」