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雲見人のブログ

直観を中心に、日ごろ感じた事をざっくばらんに綴っていくブログです。

国道58号線を挟んで、嘉手納基地滑走路の反対側(西海岸側)にあるのは、米軍の貯油施設。

金網越しの撮影。


これは、「オイルファーム」と呼ばれる燃料の貯蔵タンクで、地下にある送油管で各基地へと燃料を供給しています。

この2基以外にも南にもう1基あり、国道を通りますと異様に目立ちます。一番大きいものは高さ20メートル以上ありそうです。


さて、沖縄県内における貯油施設は昭和20年から27年にかけて各地に建設されていますが、この嘉手納基地向かいの施設の建設について、詳しいことはわかりませんでした。

元の地形を利用したのか。それとも、当時、米軍側が土を運んで盛ったのか。

想像の域を出ませんが、他の地区(うるま市)にある貯油施設はこれほどまでに高さはなく、それを見る限り、元々ここにあった地形を整地して造られた施設のように思えます。


では、元々この場所は何であったのか。

ここにある3基は、その大きさ、造り、形状が微妙に違うのです。まるで、造られた年代が異なっているかのように・・・・・・。

確認のしようがありませんが、これは古墳(円墳)ではないのかと想像できるわけです。(あくまでも想像)。



この場所からわずか2キロメートル余り北に行くと、木綿原遺跡があります。



少し、細かく見て回れば、縁側は石で固められています。



古そうに見える石です。


板状の石を組んで造られた横穴の入り口らしきものがありました。


この木綿原遺跡の墳丘墓らしきものも、詳細な調査はなされていないようです。

本島中部の西海岸一帯は、まだまだ謎だらけです。