
日曜日の昼前
ボクは
困ってました
ワンワン
どちたん?
なにしとん?
お家どこ?
知らない人に
いっぱい質問されて困ってしまいました
この知らない人が
とりあえず
ウチ来る?と
言うので
ボクは付いてったんだ
知らないウチのにおい
知らない人間達
知らない場所
怖くて
不安で
寂しくて
帰りたくて
泣いてしまった
ボクは知らない人間だけど体をピトッと引っ付けた
知らない人間達は
ずっとボクの傍に
居てくれた
少し眠った
サッカー小僧が
いっぱい遊んでくれた
ちーさんは
フワフワな毛布を貸してくれた
ヒゲのおっちゃんは
何かボクに
話てくれてた
ちこさんは
あっちこっちに
電話してた
気がつくともう夜
10時を過ぎた頃
電話がなった
いっきに
家の中がバタバタし始めた
みんな
笑ってる
喜んでる
またボクに
いっぱい話かける
遠くから
ボクの知ってる
足音がきこえる
声もきこえる
ボクは
いっぱいシッポをふった
ボクのお母さんと
ちこさんは
嬉しい涙を
いっぱい流してた
ボクの家族だよ
お父さんと
お母さんと
兄弟が2人
みんなで迎えに来てくれた

迎えに来てくれて
本当にありがとう
探してくれて
本当にありがとう
泣いて喜んでくれて
本当にありがとう