今日は、姉の二十三回忌の法要に行ってきました。

姉は、22年前の2月1日、遠くオーストラリアの地で若くして天国に旅立ちました。

それがきっかけで私は統合失調症を発症、3度再発、家族での長い闘病でした。

あの時私のお腹にいた息子がもうすぐ22歳。

とても、長かった22年だけど、振り返ってみると早いものだなぁと感じます。



なるべくみんなが集まれる日にということで、命日をだいぶ過ぎてしまったけれど今日の日に法事となりました。

ちょうど東日本大震災の日でもあります。



浄苑の礼拝堂でお坊さんにお経をあげてもらい、お焼香をして、お寺さんの共同のお墓に眠っているお姉ちゃんにみんなで手を合わせました。

お姉ちゃん、chikoは元気に生きてるよ。

これからもお姉ちゃんの分も生きるよ。

これからも私たちのこと、ずっと見守っていてね。


お参りした後、みんなでゆっくり会食室で懐石料理をいただきました。

その後みんなで駅近くのショッピングモールへ行って、ゆっくりお茶を飲みました。



お坊さんが、お経の後でくださったお話。

法要をする意味は、◯回忌という法要の度に故人との出会いをするんだということを聞いて、こころがじーんとしました。

普段は姉のこと、思い出すことも減ってしまっているけれど、お墓に来ると必ずお姉ちゃんと対話できる。

自分の成長や息子の成長を話して、にっこり微笑んでくれるお姉ちゃんがいる。

私にとって母親のような存在だった優しいお姉ちゃん。

仏様になった今もずっと、優しく私のことを見守ってくれています。

これからも、ずっと私たち家族のこころの中に生き続けていくと思います。

命ある限り、咲き続けていきたい。

お姉ちゃんの分もたくさん生きるからね。



これからも家族が仲良く暮らしていくことをお姉ちゃんは心から望んでいると思う。

私が小さかった頃から不仲だった両親も、歳をとったこともあるけれどお互いを思いやる気持ちが強くなったのも、お姉ちゃんのおかげ。

残された者同士仲良くと、天国のお姉ちゃんが繋いでくれた感じもします。



28歳という若さで仏様になってしまったお姉ちゃんだけど、私にとって家族にとって、いちばん近くでいつも守ってくれている仏様。

これからもお姉ちゃんのこと、ずっと忘れないよ。

これから先も、どんなことがあっても、力強く生きるよ、私。

姉の法事を終えて、これからも私たち家族仲良く生きていくんだと改めて心に誓ったのでした。



今日の法事が無事に終えられ安堵感に包まれています。