昨日はC作業所最後の通所と、何ヶ月も前から準備をしてきたシンポジウムの本番でした。

 冷たい空気に包まれながらも、元気に出勤。

 朝のミーティングで、私からみんなに今までお世話になったご挨拶。

 そして今日のお仕事。

 和菓子の会社の販売時に使う陳列用の箱のセットを作る作業と、スイッチの組み込み作業をしました。

 最後のお仕事も順調に不良を出さずにできて、よかったー

 そしてみんなより一足先にお昼をとって、職員のKさんと、シンポジウムの司会をするメンバーのMさんと、電車で会場へ。

 実行委員さん、司会者さん、シンポジストの計7人でミーティング。

 そしてホールでお客さん待ち。

 すごく緊張~

 早い時間に、私の母、父、A先生も見え、挨拶。

 会場には、主に作業所の利用者、支援者、家族会の人、それに一般の人も少し。

 合計130人くらいが集まりました。

 私の担当の保健師さんと、院内喫茶のアルバイトのYさんも来てくれました。

 2時、いよいよスタート。

 第5回 精神障害者地域生活シンポジウム"私が考える自立。自立って何だろう"

 スライドで3人のシンポジストの紹介があったあと、発表。

 私はトップバッター。

 "私らしく 一歩ずつ"というタイトルでお話し。

 前半は15年の病歴、後半は自立について思うことをお話ししました。

 始めは緊張しましたが、だんだんと落ち着いて、最後までゆっくりペースでお話しできました。

 C作業所の職員のHさんが、近くの柱の前で立って聴いてくださっていて、すごく心が落ち着けて、ありがたかったー

 そして、目が不自由で発達障害を持った女性と、A型の作業所で働く男性の発表が続きました。

 私は緊張と自分の発表が終わってホッとしたのとが入り混じって、他の2人の発表は聴いてはいたけれど、ほとんど頭に残ってません。

 そして、休憩時間を挟んで、質疑応答。

 自立って一言で言うと、の質問には、自分で自分のことをコントロールできること、と私は答えました。

 答えに困る質問はなかったので、よかったー

 そして、4時、お開き。

 このまま帰ってもらうのは忍びないので私の父に声をかけて、A先生もお誘いして、1階の喫茶店で3人でお茶しました。

 A先生、私のちょっとわがままなお誘いにも関わらず、40分くらい一緒にお茶してくださって、すごく嬉しかったー

 発表、すごくよかった。

 自分の言葉で話せてたのがよかった。

 人に話すとまた自分で色々意識できるからね、

と。

 もう心配してない、

 ガラス細工のような心だったけど、今はガラスの中にしっかり硬い鋼鉄が入ってるからね、

とA先生が笑顔でおっしゃって、すごく嬉しかったー

 これからもマイペースで頑張っていきます、

と私。

  A先生を父と駅入口までお見送り。

今日のお礼をしっかり言ってA先生と別れ、父に花束を買ってもらって別れてから、C作業所のメンバー4人がお疲れ様会をしている居酒屋さんに行って合流。

 カクテルで乾杯。

 終わった後の一杯、みんなとのお酒は一段と美味しかった~

 ほどほどで切り上げ、地元の最寄り駅までみんなと一緒に帰りました。

 あ~

 やっと終わったなぁ。

 シンポジウム。

 そして作業所も。

 たくさんみんなに、よかったよって、言ってもらえて、ほんとよかった。

 頑張って何度も読む練習したから、話す早さもよかったみたい。

 A先生にも、私の晴れ姿をお見せできて、本当に嬉しかった。

 さて、これからは、また新たな目標に向けて、スタート。

 院内喫茶のお仕事に専念して、頑張ります。

 決して無理はしないようにすることは、しっかり頭に置いてね。

 続いて、シンポジウムで私が発表した内容も報告します。