前回、前々回、私の統合失調症発症と再発のことを書きました。
たくさんの方に読んでいただき、また温かいコメントをいただいて、とても嬉しかったです。
今日は締めくくりとして、病気になって思ったこと、感じたことなどを書きます。
私が24歳で病気になって、12年半。
早かったけど、状態が悪い時はまるで明かりの見えない真っ暗なトンネルの中にいるように長く感じました。
とても辛い日々を過ごしたこともありました。
でも、明けない夜はない、神様は乗り越えられる試練しか与えない、そう信じて頑張ってきました。
家族や先生、周りの人達の力をたくさん借りて、何とかここまで戻ってくることができました。
信頼できる素敵な先生に出逢って、共に病気の苦難を乗り越え、今では同士とも言える医者と患者を超えた親しい関係になれたことをとても嬉しく思います。
私が病気にならなければ、大好きなA先生と出逢うこともなかったのだから、病気になったことも悪くはなかったな、なんて今では思えます。
何より嬉しかったことは、私が病気で異常行動を起こしてしまった後でも、友達が誰一人と態度を変えることなく、温かく接し、励ましてくれたことです。
励ましの手紙をくれた友達、息子の幼稚園の先生。
私はその手紙を何度も何度も読み返して、自分を勇気づけました。
義理の母が教えてくれたこと。
人という字は支え合っているでしょう。
人と人とは支え合って生きているの。
人はひとりでは生きられないんだよ。
1度目、長期入院した時、私は初めて人生についてじっくりと考えました。
強さは優しさ、優しさは強さ、大切なのは優しい心を強い心で守れること、守り合うこと、守ってくれる人に甘え過ぎない強い心を持つこと、人の為に尽くすこと、自分の命より大切なものを持つ幸せ。。
何より、人生に無駄なことなんて何ひとつないんだ、と思いました。
暗闇にいて辛かった時、私はいつも音楽を聴きました。
いちばんよく聴いたのは、岡本真夜さんの、Will・・・~未来へのプレゼント~
どんなにつらくても 夢をあきらめないで
きっと 叶えられる 信じているから
泣きたい時は ねぇ 我慢しなくていいよ
忘れないでいてね 一人じゃないこと![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
この曲を何度も何度も聴いて、励まされました。
もちろん大好きな岡村孝子さんの曲にもたくさん勇気をもらいました。
12歳になった息子にもだいぶ私の病気を理解できるようになってきたので、なぜあの時お母さんはおかしくなったのか、経緯をわかりやすく話しました。
行動を起こしたのはお母さん自身ではなくて、病気がすべてそうさせたのだと話したら、何となくわかったようでした。
最初の記事に、幻覚の中で出産して、私は息子を産んだことが信じられなかったと書きましたが、時が経つにつれて私と息子の似ている部分をたくさん発見して、6歳になって前歯が生え変わった時に、私とそっくりな大きな前歯が2本出てきて、これは間違いなく私の子だ!と嬉しく思いました。
息子には、ふつうの子が経験しないようなことをたくさん経験させてしまって、横道に反れてもおかしくないくらいだったのに、とてもまっすぐに成長し、優しく思いやりのある子に育ってくれて、とても感謝しています。
たぶんこの先も反抗期もそれほどなく育つのではないかと思います。
私の病気は寛解はしたけど、完治したわけではありません。
A先生は、とてもよくなっているし、強くなってるのだから、もっと自信持っていいわよ、とおっしゃってくださいます。
だけど再発の可能性がゼロというわけではありません。
再発の危険性があるからこそ、慎重に過ごせるようになりました。
よくA先生は、常に6割で動くように、とおっしゃいます。
6割で動くことで、心にも体にも無理をせず、ストレスも溜まりにくいようにということだと思います。
それを心がけていれば、再発も防げると思います。
私が豹変して異常行動を起こしてしまった時、自分は本当に人を殺めてしまうのではないか、とすごく不安になったことがありましたが、A先生は、先手先手を打ってお薬をきちんと飲んでいれば大丈夫!とおっしゃって、とても安心しました。
私が今まで人を殺めたり自分の命を絶つことなく、生きてこられたのは、先生や家族の温かい支えがあったからだと思います。
私が今こうしてごくふつうに生活が送れていることは、どんなに幸せなことかと思います。
何も特別なことをしなくてもいい。
当たり前の日常が、当たり前に過ごせることが、私にとってはいちばんの贅沢。
今まで支えてきてくれたすべての人たちに感謝。
これからも、前向きにゆっくりと歩いていきます。
いつも温かく私を見守っていてくださっているみなさん、どうもありがとうございます。
chikoはこれからも頑張っていきます。
ずっとこれからも応援お願いします。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございます。
たくさんの方に読んでいただき、また温かいコメントをいただいて、とても嬉しかったです。
今日は締めくくりとして、病気になって思ったこと、感じたことなどを書きます。
私が24歳で病気になって、12年半。
早かったけど、状態が悪い時はまるで明かりの見えない真っ暗なトンネルの中にいるように長く感じました。
とても辛い日々を過ごしたこともありました。
でも、明けない夜はない、神様は乗り越えられる試練しか与えない、そう信じて頑張ってきました。
家族や先生、周りの人達の力をたくさん借りて、何とかここまで戻ってくることができました。
信頼できる素敵な先生に出逢って、共に病気の苦難を乗り越え、今では同士とも言える医者と患者を超えた親しい関係になれたことをとても嬉しく思います。
私が病気にならなければ、大好きなA先生と出逢うこともなかったのだから、病気になったことも悪くはなかったな、なんて今では思えます。
何より嬉しかったことは、私が病気で異常行動を起こしてしまった後でも、友達が誰一人と態度を変えることなく、温かく接し、励ましてくれたことです。
励ましの手紙をくれた友達、息子の幼稚園の先生。
私はその手紙を何度も何度も読み返して、自分を勇気づけました。
義理の母が教えてくれたこと。
人という字は支え合っているでしょう。
人と人とは支え合って生きているの。
人はひとりでは生きられないんだよ。
1度目、長期入院した時、私は初めて人生についてじっくりと考えました。
強さは優しさ、優しさは強さ、大切なのは優しい心を強い心で守れること、守り合うこと、守ってくれる人に甘え過ぎない強い心を持つこと、人の為に尽くすこと、自分の命より大切なものを持つ幸せ。。
何より、人生に無駄なことなんて何ひとつないんだ、と思いました。
暗闇にいて辛かった時、私はいつも音楽を聴きました。
いちばんよく聴いたのは、岡本真夜さんの、Will・・・~未来へのプレゼント~
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
きっと 叶えられる 信じているから
泣きたい時は ねぇ 我慢しなくていいよ
忘れないでいてね 一人じゃないこと
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
この曲を何度も何度も聴いて、励まされました。
もちろん大好きな岡村孝子さんの曲にもたくさん勇気をもらいました。
12歳になった息子にもだいぶ私の病気を理解できるようになってきたので、なぜあの時お母さんはおかしくなったのか、経緯をわかりやすく話しました。
行動を起こしたのはお母さん自身ではなくて、病気がすべてそうさせたのだと話したら、何となくわかったようでした。
最初の記事に、幻覚の中で出産して、私は息子を産んだことが信じられなかったと書きましたが、時が経つにつれて私と息子の似ている部分をたくさん発見して、6歳になって前歯が生え変わった時に、私とそっくりな大きな前歯が2本出てきて、これは間違いなく私の子だ!と嬉しく思いました。
息子には、ふつうの子が経験しないようなことをたくさん経験させてしまって、横道に反れてもおかしくないくらいだったのに、とてもまっすぐに成長し、優しく思いやりのある子に育ってくれて、とても感謝しています。
たぶんこの先も反抗期もそれほどなく育つのではないかと思います。
私の病気は寛解はしたけど、完治したわけではありません。
A先生は、とてもよくなっているし、強くなってるのだから、もっと自信持っていいわよ、とおっしゃってくださいます。
だけど再発の可能性がゼロというわけではありません。
再発の危険性があるからこそ、慎重に過ごせるようになりました。
よくA先生は、常に6割で動くように、とおっしゃいます。
6割で動くことで、心にも体にも無理をせず、ストレスも溜まりにくいようにということだと思います。
それを心がけていれば、再発も防げると思います。
私が豹変して異常行動を起こしてしまった時、自分は本当に人を殺めてしまうのではないか、とすごく不安になったことがありましたが、A先生は、先手先手を打ってお薬をきちんと飲んでいれば大丈夫!とおっしゃって、とても安心しました。
私が今まで人を殺めたり自分の命を絶つことなく、生きてこられたのは、先生や家族の温かい支えがあったからだと思います。
私が今こうしてごくふつうに生活が送れていることは、どんなに幸せなことかと思います。
何も特別なことをしなくてもいい。
当たり前の日常が、当たり前に過ごせることが、私にとってはいちばんの贅沢。
今まで支えてきてくれたすべての人たちに感謝。
これからも、前向きにゆっくりと歩いていきます。
いつも温かく私を見守っていてくださっているみなさん、どうもありがとうございます。
chikoはこれからも頑張っていきます。
ずっとこれからも応援お願いします。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございます。