先日NHKで「新プロジェクトX 岩手・三陸鉄道」の番組を見ました

東日本大震災で壊滅的な被害を受け、廃線の危機に陥った岩手・三陸鉄道。

震災の前から赤字だったので、震災で壊滅的な被害を受けた時は社内からは廃線が求められたそうです。

それでも「鉄道がなくなると村が廃れていく」「子供たちが学校に通えるように」「人々の希望になるように」

という思いで復旧を決意した方がいて。

しかも早くて6年かかると言われた復旧工事を「人々が待てる限界は3年」と子供達の入学式に間に合わせるためにわずか3年で全線復旧させたとのことです。

街の人も被災しているのに「駅は街の顔だから綺麗にしておかなきゃ」と駅の掃除をしている方がいたり、線路

脇の草を抜いている方がいたり。

鉄道って日々当たり前のように乗ってしまっていますが、街と街を繋いで人々の行き来を作ってくれたり、生活を便利にしてくれているものだな、とてもありがたいものだと改めて気付かされました。

何より目の前の利益じゃなくて「地域に住む人々のために」「子供たちのために」過酷な状況の中たった一両の電車を復旧させた人々がいること、そこにたくさんの人が関わっていたことに心が震えました。

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