今回のバケーションでちょっとびっくりしたのが、滞在したリゾートのシニア率の高さ。トリップアドバイザーでこのことに触れたレビューが1、2あったのですが、まあ静かでいいやって感じであまり気にしていなかった私たち。
ところが着いてびっくり。見たところ、ほぼ70パーセントのゲストが少なくとも妙齢55歳以上。逆にいうと40代以下が30パーセント以下。20代なんてほとんど見かけませんでした。
確かにこじんまりして、いろんな設備がアクセスしやすくできていましたが、べつにシニア層を意識してというわけではなさそう。だってそんなことしたらビジネスに逆効果だろうし…。おそらくシニアの皆さんの間で、口伝てで評判が広がったのでしょう。
皆さんリピーターが多いようで、中には「オフィシャルメンバー」とデカデカとプリントしてあるTシャツを誇らし気に着ているカップルも。
その中で1番人目を引いていたのが彼女。
私と夫は彼女を「主」と呼ぶようになりました。
少し前の記事で紹介したクリスマス仕様に飾り立てられた部屋が彼女の部屋です。
リゾートのGMを含めほとんどのスタッフと顔見知りの様子の彼女は、リゾート内を我が物顔に歩き回って知り合いの他のゲストを見つけては、盛り上がっていました。どうやらクリスマスとニューイヤーをここで過ごすようです。
夜のエンターテイメントにやってくると自分専用のテーブルに置くクリスマスライトのようなものを持ってきて、1番いい席に陣取っていました。
どういうわけか夫はこの主のことが我慢できないようで、彼女を目にするたびイライラをあらわにしていました。リゾートのスタッフも明らかに彼女に対しておべっかを使っているのがわかりました。おそらく長年通っているパトロンの1人なのでしょう。私は人間観察のとっておきのターゲットを見つけて、結構楽しんでいました。
彼女のほかにもう1人の主がいました。彼も見たところ70歳ほど。毎朝コーヒーをもらいに行く途中、彼がすでにロビーラウンジに座ってリゾートのスタッフと軽口を叩いているのをよく見ました。
夫によると、なんとバーに彼専用のプレートが入った椅子があるそうで、私も見に行きました。
「この椅子は1973年から(〇〇彼の名前)に属するものである。私が不在の際、この椅子に座りたい者については、それを許可する。」
ナニ様⁇ しかも1973年って‼︎
午前10時にバーがオープンするのと同時に、彼はこの椅子に座り夕方までずっとお酒を飲んでいました。時々フラフラしながらスナックバーにやってきたり、リゾートのスタッフにちょっかいを出したりしていました。
いずれの主にしても、こういうエゴの表現の仕方ってちょっと笑っちゃう。でもリゾートの方も、いくらパトロンだからと言ってちょっとヘコヘコしすぎ。プレートはまだしも、日に日に増えていく彼女のクリスマスデコレーションはどうよ。ほかのゲストが同じことしようとしたら断るのかな?だとしたら、なんて言って?
いやあそれにしても、人間観察には最高のリゾートでした。