もう7月は終わりですね。
土用には少し早かったのですが、神楽坂に行く用事があったので、せっかくだからと志満金(しまきん)に初めて入りました。
うなぎと割烹料理のお店です。
いかにもお座敷文化のある街らしいお店です。
ずっと入りたかったんですが、いつもお昼に間に合わなくて
この少し前に、銀座のうなぎ屋「ひょうたん屋1丁目店」に行きたくて、頑張って急いだんですが、開いていませんでした。
胃袋がウナギになっていたので、新橋駅近くの少し新しいお店に入ったのですが、あまり美味しくありませんでした。
その残念感を晴らすためでもありました。
ややお高めですが、こちらなら必ず美味しいでしょうから、ためらわず。
でも身の程を考えて、雪を。
思ったよりは待たずにやって来ました。
待つ間ビックリしたのが、お茶の美味しさ。
こんなに美味しい緑茶が出るお店、都内では珍しいと思います。
あまりの美味しさに、普段食事の際はほとんど水もお茶も摂らない私が、4杯も飲んでしまいました。
この前が残念だっただけに、ウナギの味は言うことナシです。
割烹料理のコースの一部ということか、ご飯はやや少なめでしたが、私にはちょうどよいです。
タレの濃さも量も、ちょうどよかったです。
この後に用事があったので出ようとすると
「まだお抹茶が出ますよ」
と言われ、ビックリしていると
干菓子が先に供され、裏手でお茶を立てている様子が伺えました。
なんと雅な・・
地下はお茶室になっています。
だからお茶も美味しいんですね。
うなぎの美味しさだけでなく、神楽坂のお座敷文化を味わえたようで、すっかり満足してしまいました。
早く来るべきでした。
帰り際、レジでマッチまで。
ああ、昔はこれが普通だったな・・と
遠い目になってしまいました。
別の時空にいたようでした。