ディサービスの利用者さんに、山田さん(仮名)笑い泣きという方がいらっしゃいます。


いつも、穏やかでニコニコ\(^o^)/

ボランティアに来てくれる人と囲碁を楽しんだり新聞を読んだり、やる事が無くなると、ブラブラとそこらを歩き回ったりしてノンビリと自由に過ごされています。照れ照れ照れ照れ照れ


介護認定がおりているという事は、それなりに認知症があります。

新聞をおとなしく読んでいるな、と思っていると、おもむろに新聞を小さく折りたたんではポケットに隠してしまいます。

何枚も、何枚も……



なので、帰りの送迎車に乗り込む前に必ず
"山田さん、ポケットの中を確認させて下さい"
とお伺いして、ポケットをま探ると……


出てくる、出てくる、15×5cm位に畳まれた新聞が、ズボンや上着やポロシャツのポケットから。



嫌がらずにされるがまま、悪気無くニコニコしているので、何の意味も執着も無い様です。ニヤリ
人畜無害です。



東北で生まれ、東京に来て就職して、長い間、バス会社で運転手として働いて、ずっと家族の為にと働き続けて来られたそうです。

"もう、80歳を越えたら、色々わからなくなっちゃってダメだな〜"
と、いつも、呟いていられます。



そんな山田さんとお話していた時に聞いてみた事があります。




東北で自然の中で学生をしていた時と、
頑張って一線で働いていた時と、
家族が出来て団欒していた時と、
思い出して、1番良かったのはどの時?と



そしたら、意外な答えが………


"今が1番いい"



"何の責任も、心配も無くて、ディサービスに来れば話相手も居て、御飯も在って、親切にして貰える"


色んな事があったでしょう………。
人生の終わり頃に、気負いのない、屈託のない、綺麗な心持ちの一片を聞かせて頂いた様で心の中にホンワカと残して置きたくなったヒトコトでした。


あと、30年経った時、私も、思い出ばかりに執着しないで、引きずられないで、
"今が1番いい"
と言えたら良いな。照れ照れ照れ照れ







先週、有名ブロガー"ちち子さん"の集まりで渋谷のabemaタワーに行ってきました。

帰りに、一人で幸せのパンケーキに寄りました。
季節限定品、爽やかなヨーグルト、グレープフルーツ、シトラス、ハーブ
幸せな一瞬、一人時間でした。