映画試写会ブログ in札幌

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試写会の感想を書きます。
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物語の序盤、宇宙空間に一人ぼっちになったストーン博士。パニックになったサンドラ・ブロックのアップが凄い!ただでさえ大きいIMAXのスクリーン半分がサンドラ・ブロックの顔に!パニック感は見ているこちらにも伝染。
そして、そのアップから今度はストーン博士目線にパンしていき、完璧に感情移入してしまいました。

その目線たるやIMAXならではの大きいスクリーンだからあたかも自分が宇宙空間にいるようでした。


その後、マットと合流してISSを目指している時、ストーン博士の酸素残量が少ないというのに、のんきにしゃべってるのが腹立った。マットがストーン博士の不安を取り除こうとしているのはわかるけど、酸素3%...2%.....1%......となっているのに会場で出演者も合わせて自分が一番ハラハラしてたんじゃないかなぁ。



ISSに着いてマットとの別れの感動シーンの直後もなかなかISS内に入ろうとしないストーン博士。助けたい気持ち、悲しみにうちひしがれてるのも大事だけど頼むから早く中に入っておくれ!と、手に汗握りました。



ここで疑問があるのですが、ISSは電線ショートして火事起こしかねてたけど、酸素も沢山あるし、スペースシャトルみたいに壊れてないのに、何故誰一人いなかったのでしょう?後半出てくる中国のも。
全員で船外活動してるって訳ないし、みんなソユーズで地球に逃げ帰ったのかなぁ?ISS一つに何個ぐらいソユーズがドッキングしてあるんだろう?一つのソユーズに3人ぐらいしか乗れなさそうだし。
わかる方は是非コメントください。



スペースシャトルの大破で思い出したけど、3人目の宇宙飛行士を助けに行った時、顔に貫通してるのびっくりした。やばいね、あれは。



話は戻ってISS内で火炎が襲ってきた時もヤバかった。何かいろいろ飛んできそうで危ないから宇宙服着て身を守ってくれ!って願ってたら、すぐ着てくれてホッとしました。


中国の船で酸素を下げた時、マットが出てきて、まだ宇宙服着てないし、外に吹き飛ばされそう!って思ってたら幻覚でしたね。
そのシーンは泣きました。普段、どんな映画見てもあんまり泣かないタイプなのに。しかも、涙が垂れるまで泣いてる事に気付かないやつでした。

出演者は二人だけなのに子供を亡くしてるという、細かい設定も良いです。その内、エピソード0みたいなのするのかな?そのタイトルは是非『ゼロ・グラビティ・ゼロ』で。


地球に帰還した時も重力感じて上手く立てないのも良かったです。その後の話ないのも良かったです。

ホントに素晴らしい映画でした。よくCG嫌いな監督がいるけど、もうCG無くしては映画作れないね。素朴さや田舎の風景とかレトロ感とか出したい時もCG使うべきだと思います。

『CGの無い映画は、アルコールの無いワインと同じである』by 使者怪男