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ジェーン・エア    
著者 シャーロット・ブロンテ

お久しぶりの投稿です。
今回は、ちょっとイレギュラーな内容です。
というのも、本日、無事、卒業論文を提出致しました大泣きうさぎカナヘイきらきら

その内容について、自己満ですが、記録しておこうと思います。
大学生の分際で、習った知識をフル活用しがら語りますが、どうぞお許しくださいあんぐりうさぎ(笑)

まず、研究の題材として、私は認知言語学のメタファーに興味を持ちました。

メタファーとは日本語で "隠喩" や "暗喩"と呼ばれ、比喩表現の一種です。
日本語では "まるで" や "〜のようだ" 、
英語では "like" や "as" を使わない表現方法です。ストレートな表現とも言えますね。だいたいA is Bの形になります。

例えば、

a 彼女はお姫様のようだ。
b 彼女はお姫様だ。

この二つの文章で、メタファーはbとなります。
aのような表現は "直喩" と呼ばれます(英語ではシミリー)。

また、この二つに関して面白いことは、単に "まるで" のあるなしの違い ではなく、シミリー(直喩)とメタファー(隠喩)では文章のニュアンスが少なからず変わるということです。

先ほどの例だと(私はですが)

aのお姫様はワガママで自分勝手などっちかというと、マイナスなイメージがあります。

一方、bのお姫様は、可愛くて綺麗で...といったプラスイメージを持つことができます。




比喩表現とは、"あるものをあるものに喩える" 表現です。

なので、先ほどの例では、彼女がお姫様に喩えられており、彼女=お姫様ではないのです。

実は、私たちは比喩表現を無意識のうちに日常生活でたくさん使っています。

そして、私たちは文字通りの意味を喋っていると思いがちですが、実はそうではないことがわかります。


例えば、学校生活において

厳しくて怖いA先生がいたとします。

「A先生は鬼だ。」

優しくて宿題の少ない女性のB先生がいたとします。

「B先生は女神だ。」

と、言ったりしませんか?

でも、先生は人間だから鬼や神様じゃない!!と指摘する人はほとんどいないでしょう。おそらく、違和感は抱かないはずです。
しかし、これらは、実際には文字通りの意味ではありません。


中島みゆきの「糸」という曲をご存知でしょうか?

♪ 縦の糸はあなた〜
  横の糸はわたし〜
  織りなす布はいつか誰かを温めうるかもしれない〜

これも比喩表現のメタファーです。
糸を紡ぎ、重なり合う様子と、2人の人間が関わりあうことに、類似性を見出しています。(私的な解釈ですみません)

先ほどの 
怖くて厳しい=鬼、
優しくて宿題が少ない=女神
も、同じく類似性がもとになっています。

喩えるものと喩えられるものの性質が似ている、という理解で良いかと思います。

メタファーの定義は、類似性にもとづく比喩です。
もっと噛み砕くと、(噛み砕くもメタファーです。実際には言葉を噛み砕くことはでかませんからね笑)
たとえばキリンと呼ばれるCちゃんがいるとしましょう。たぶんその子は首が長いんでしょう。その首の長さとキリンの首に類似性を見出しています。

専門的なことを言うと、メタファーにはその類似性の種類から3つに分けることができます。

1構造のメタファー
ex 議論は戦争だ

     相手の弱点を突く
     Aくんを一刀両断する

など、自分が攻撃したら、相手が攻撃する、先攻・後攻がある、最終的には勝ち負けが決まるなど、議論を交わす様子を戦争にたとえています。
議論では武器を持っていないので、実際に相手を突いたり、切りつけたりすることはできません。


2方向のメタファー

ex気分が上がる・下がる

実際には気分は実体がないので上がったり下がったりしないですよね。でも、なんとなく嬉しい時は上、悲しい時は下という概念が私たちにはあります。
気分上々もその例です。


3存在のメタファー

ex 彼は恋に落ちている

これは、恋という容器の中に、彼=内容物がいる様子を表しています。特に容器のメタファーと言いますが、英語でもfall in love と前置詞inを使ってその中にいる=存在するというメタファーです。
この内容物は出し入れ可能です。


さてさて、概念メタファーという言葉があります。

メタファーとは、言語レベルの問題だと思われてきましたが、ジェイコフさんとジョンソンさんが、メタファーはもはや私たちの概念を支配してるのだ!!概念レベルの話なんだ!!と提案しました。(笑)

こんだけ、日常でメタファーを無意識に使っていて、文字通りの意味を話していると思いこんでいる、私たちの脳はメタファーに侵されているといっても過言ではないでしょう。(笑)

私が面白く感じているのも、この点です。

上の3つの分類は概念メタファーの種類になります。


もう一つ、おもしろい比喩表現を紹介します。
メトニミーですカナヘイきらきらこれは、近接性に基づく比喩です!
近いから似てる!一緒やん!ってことですかね!

たとえば、

村上春樹を読む

村上春樹は読めませんよね!しかも村上春樹と本は似てません!笑 近い存在にあります。


やかんが沸騰する


やかんは沸騰しませんよね!沸騰するのは中の水です!


ちょっと手をかしてー


手だけ貸りることはできませんよね!その人の体全体を借りる意味になります。



いかがでしょうか。やっぱりこれも文字通りの意味ではないにも関わらず、私たちは日常で違和感なく使ってます、よね?!


比喩表現の話だけで、長くなってしまったので、一旦終わります。笑 
メタファーのおもしろさをわかっていただけたら幸いです。
卒論の内容については、次回書こうと思います


終わりつながるうさぎカナヘイハート