うさぎ自己紹介うさぎ

【属性】アラフォー、シングルマザー

クリニックの看護師

【家族】父、母、小学生の娘、わんこ犬

【マネー】40年の住宅ローン返済中

投資はもっぱらインデックスファンド派


最近読んだ本本キラキラ

【杉本くんを殺すには】


「杉森くんを殺すことにした。」

高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。

衝撃的な展開から、物語は始まります。


読売KODOMO新聞の記事で知り、

娘(小6)が先に読んで「これは面白い、読んだほうがいいよ」と勧めてくれたので、私も読んでみました。


タイトルはかなりインパクトがありますが、内容は思春期の繊細さや心の揺れ、友人関係の難しさを描いた物語でした。大人が読んでも刺さる内容ですビックリマーク


主人公は高校1年生のヒロ。

中学生から高校生にかけての「子どもと大人のあいだ」の不安定さ、言葉にできない感情、甘えたい気持ちと距離を取りたくなる気持ちの両方がリアルに描かれていて、読んでいて自分の思春期の感覚を思い出す部分がたくさんありましたおねがい



最初は「最低なやつ」に見える杉森くんにも、実はその子自身の事情や苦しさがあり、ヒロ自身も葛藤を抱えていて、二人がすれ違っていく過程がなかなか切なかったです泣くうさぎ



重いテーマを扱っているのに、読後感は暗くなりすぎず、むしろ心あたたまる物語でした。

ヒロが高校で出会う友人の良子さんや矢口くんの存在がとても良くて、重い部分を和らげてくれる“青春の明るさ”のような役割になっていますニコニコ




思春期の子どもは、表面上は元気でも、少なからず心の中に不安定さを抱えているものだと思います。自分もまさにそうでした。


そういう微妙な心の時期に、この物語に触れることはきっとプラスになるだろうし、大人が読んでも「人の心の奥には見えないものがある」という当たり前のことを思い出させてくれます。



また、この本の最後には困ったときに相談できる窓口リストも載っているので、何か相談したいことがあるお子さんにも役に立つのではないでしょうか。



小学校中学年〜中学生くらいまでの子にも読みやすく、娘は3〜4時間ほどで読み終えていました。


人間関係に悩んでいる子、優しさやつらさを言葉にできない子、または親として思春期の感情を理解したい人にもおすすめです。静かで、優しくて、読み終わった後にじんわり心に残る一冊でしたドキドキ