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私が不在の日は、父が母を寝かすのだが、
私と父では寝かせ方が違う。

父はベットに椅子のように座らせて、そのまま身体を後ろに倒し仰向けにさせる。
その方が楽だから。

でも私は、母に自らの力で眠る体制になって、欲しいのだ。
今までできてることを一つでも続けていきたいし。
一つずつできなくなることは仕方ないけれど、それに抵抗したい。

自分でベットに足を上げ登り、そこから自分で身体を横にして、腕の力をつかって、上半身を倒す。
これも立派な運動の一つだし、脳を使っている証拠。
私は、自分の力でできることを続けたい、なるべく自分で頭を使って身体を、動かす。この2点を大事にしてるが、

父には全く私の想いは伝わらない。
伝わっているかもだが、共感はされない。
もしくは、共感もするが、時間がかかるから、やりたくない。   この、どれかだ。


私が結婚後、家を行ったり来たりなので、自力で寝る体制をとる回数が明らかに減っている。

なので、私がいるときは何としてでも、母の力で寝かせる。

日曜日の夜は、これに時間がかかった。

なんとしても自分で寝てほしい私と、

寝方を忘れてしまっているのか疲れているのか、

ベットに椅子のように座ってしまい、ベットに膝

を上げて上がることができない母との戦い。


母が座ってしまうたびに、自動ベットの高さを変え、母を立たせて、周りを歩かせベットに向い合わせにさせて、膝をあげるよう、声をかける。


これを20回くらい繰り返しただろうか、一時間くらいかけてしまった。

母ももう嫌よと言った感じ、私も気持ちが疲れてきて、最後は諦めて身体を私が、倒した形になった。

どーしても自力で、と思う余り、
母には可哀想なことをしたな、、、
と少し自己嫌悪になった。


お風呂に入り、眠っている母に、おやすみね、と
声をかけると、

母は

目を開け、私の顔を見て、

ごめんねごめんね、ごめんね、と

困った優しい顔で慌てて、話してきた。


この言葉に意味があるのかはわからないけれど、
私は勝手に、

できなくてごめんね、
一生懸命やってくれてるのに、不機嫌になってごめんね、

と言われたような気がして、
ウルウルした。

こっちこそ、ごめんね。
無理やり、何度もやらせて。
ママごめんね、

と言ったら、
ごめんね、という言葉に反応して、
いーよーー、とニコッとしてくれた。

母の優しい性格はこーゆー時、
にじみでるなぁ、と思う。