令和6年 芭蕉翁献詠俳句英語部門に

入選しましたニコ晴れ

賞状が送られてきました

 

 

 

 

原句

 

木枯らしの行方は誰も知らざりし

 

Nobody knows

Where wailing cold wind

is going

 

miro 作

 

また 来年も 自分の感性を大切に俳句を詠み

英語の俳句に挑戦したいです

 

 

秋  刺し子ふきん 完成しました

 

 

 

 

 

 

 

 

日本は月の名前がやたら多くて

月齢ごとに名前が付いています

満月を十五夜というのは有名ですが

そのあとの

十六夜 立待月 居待月 寝待月 と続きます

 

渡辺潤一

地球と月と、宇宙のふしぎ  より

 

 

 

 

 

刺し子ふきん

フレッシュな3色のスライス檸檬  これもまん丸ですラブ

 

 

 

 

 

 

 

燕は戻ってこない

桐野夏生著

 

北海道での介護職を辞し、憧れの東京で

病院事務の仕事につくも、非正規雇用ゆえに

困窮を極める29歳女性・リキ

心身ともに疲弊する生活の中で、「いい副収入になる」と

同僚に卵子提供を勧められ、ためらいながらクリニックに赴くと、代理母になることを持ち掛けられた

代理母を依頼したのは、自分の遺伝子を受け継いだ子を欲しい

と望む著名な元バレエダンサー基とその妻悠子

リキは迷い、恐れながらも、生きるために、

未知の“ビジネス”へと踏み出していく。
女性の貧困と生殖医療ビジネスの倫理をめぐる長編小説

生殖医療の発達は人間を幸せにするのでしょうか?

 

 

桐野さん インタビュー

雪の結晶昨今は

生殖医療技術が発達して卵子凍結なども可能になり、

今はパートナーがいなくても、将来、自分の子供を持つことができるかもしれないとか、さまざまな選択肢を考えられるようになってきました

自分の遺伝子を残したいという気持ちは意外に根強いものだと

思います。一種の自己承認欲求かもしれません。基の母親の千味子ちみこは、自分が死んだら財産は基に渡り、基が死んだあと妻の悠子に渡るまではいいけれど、悠子が死んだあと悠子のきょうだいや親戚に行ってしまうのは嫌だから、孫がほしいと考えます。

血がつながった人間に財産を残したいとか、自分の自己確認のために子供を産み育てたいという思いは、まだまだ強いと思います

 社会の中の格差は、どんどんひどくなっている気がします。たとえばバブルの時代には、もう少し平坦になったように思えたんですが、今は本当にひどいですね。しかも何代にもわたって格差が固定されていっている気がします雪の結晶

 

 

 

子供を産むこともビジネス・・・

一千万の報酬のために代理母になるリキ

一旦離婚して籍を抜き 自分は蚊帳の外に感じる悠子

お腹の子が双子とわかり有頂天になる貴

 

色々考えさせられました

命あるものを生み出す喜びや、明るさも、同時に感じました

子供は存在自体が前向き

これから先の時間しかない希望

 

最期は あれでよかったのかなぁ 

離したくなかったなぁ・・・・・

 

 

ドラマにもなっていたので

観られていた方は多かったですよね

本もぜひ💛