わたしの昔の同僚で大変お世話になった方の9歳のお子さまが、再生不良性貧血で入院されています。

再生不良性貧血は、血液工場である骨髄が何らかの原因で造血ができなくなり、すべての血球が著しく減少してしまう大変な病気です。

今、輸血などをしながら骨髄移植を待っていますが、なかなか骨髄の型がマッチするドナーが見つからない状況です。

先日お見舞いに伺って、お母さまといろいろ話しました。

お子さまも健気に治療に取り組み、お母さまもさまざまな覚悟のもとで前向きに一生懸命にお子さまを支えています。

お母さまの承諾を得て、ぜひ周知して欲しいとのことでしたので、このポスターを載せます。

医療従事者でもあるお母さまの願いは、はるくんのドナーを見つけたいということではなく、はるくんのことを通じて、骨髄バンクの重要性を痛感し、多くの人に見知らぬ誰かのためだけではなく自分や家族をいざというとき命を救うためにも知って欲しい、ということです。

骨髄バンクについてご存知の方もたくさんいると思います。

骨髄バンクには登録条件があり、誰でも登録可能というわけではありませんし、登録してから提供の依頼があったときにも強制的に提供しなければいけないということもありません。

実はわたしは登録条件に当てはまらないものがひとつあり、残念ながら登録できないかもしれないのですが、いちど聞いてみようと思っています。

骨髄移植は、ご存知のように再生不良性貧血のみならず、白血病や骨髄異形成症候群や骨髄腫、悪性リンパ腫などの他の血液疾患でも行われ、いろいろなハードルはありますが、それでも完治が望める治療法です。

みなさんが知っておくことでひとりでも多くの方の命が救われることを願っています。

ブロ友さま、皆さま、ブログや他のSNSなどにて機会があればこのポスターを拡散していただけましたら幸いです。

どうぞ宜しくお願いします。