押井守監督 『スカイ・クロラ』 森博嗣(もりひろし)が書いた小説シリーズが原作のようだ。
オレは押井守という人を全く知らなかったのですが、キレイな映像と執拗なまでのCMの宣伝に興味を惹かれ行ってみました。
こんなにもアニメの映像は綺麗なのかっていうのが、最初の印象。
戦闘機が飛ぶ映像、プロペラの音、響くエンジン音、空の色、・・・全てが圧巻でした。
物語の内容は、企業がスポンサーになって戦争を引き起こしているってかんじなのかな。違うかもしれん。
とりあえず、印象に残っているコメントは、
「人間は戦争をしないと平和を意識できない。過去のものとして、教科書で戦争体験を学んでもダメで、実際に今この瞬間に世界のどこかで戦争が起きていないと平和を、そして生きている実感がわかないんだ。
その証拠として、人類は戦争をしなかった時代はない。今もそうだ。」
みたいな内容です。
最後のシーンで、主人公の癖であるタバコをつけた後のマッチを折るシーンで終わらせて欲しかったな。
代わりにきた人が名前を言ってしまうことで、主人公が生きているかもしれないっていう観客の想像の余地を残して欲しかったです。
星は
☆☆☆