少なくともここ10年近く、、、
「次にビリージョエルが日本に来たら何としても行きたい。10万ぐらいなら出してでも行きたい。」
と言い続けて来た。
最近ではもうニューヨークに行くしかないのではないかとさえ思っていた。(どんな安くても飛行機だけで28万だった。)
前回来日した時など、それまで私はビリージョエルをきちんと認識して聞いた事はなかったように思う。
実はデビュー後、毎週土曜日、心斎橋日航ホテルでピアノを弾いて歌っていた。
そこでリクエストされたのがきっかけ。
土曜日だ。そりゃそうだ。
今思えば、洋楽の知識もまともにない私を使い続けてくださった夜間飛行さんには頭が上がらない。
海外からのお客様とイマジンでひとつになるという素晴らしい時間もあった。
ひまわりを毎週リクエストくださる年上の女性も忘れない。
みんなお酒を飲んでいた。
場所柄、女性も男性も日本人も海外の人もみんなオシャレでスマートで素敵だった。
思い思い、少し遠い目をして耳を傾けてくれた。
わたしはそこで、色んな人生が色んな曲に詰まっている事を勉強した。
バンド上がりでソロになって、自分の範囲だけで歌って来た人間が恥をかきながらも歌い弾いた毎週土曜日。
リクエストから、ふとビリージョエルのこれまでやインタビューなんかを読むようになった。
彼が事故で指を負傷した時にインタビュアーが「ピアニストなのに指だなんて大変ですね」と言ったらしく、それにビリーは「僕はピアニストじゃないから問題ない。パーカッションなんだ。」と言った、という記事にやられてしまった。笑
それからなんとなくビリーの不安定とも言えなくはない繊細さが好きだった。
外見で言えば、若い頃の彼より今の方が断然セクシーだ。かっこよくてたまらない。
極め付けはmy lifeの歌詞だった。
この15年近く、私も色んな人に色んなことを言われた。思えば勝手な事もたくさん言われた。
嫌なことを言われても意外と顔に出せない。
へらへら笑ってしまうタイプなのです。
I don’t need you to worry for me, 'cause I’m alright I don’t want you to tell me it’s time to come home I don’t care what you say anymore, this is my life Go ahead with your own life, leave me alone
大丈夫、心配要らない そろそろ潮時だなんて言わないでくれ 君がどう言おうが関係ない、これが俺の人生さ 君は君の人生を生きてくれ
俺の事は放っておいてくれ
I never said you had to offer me a second chance I never said I was a victim of circumstance
君にもう一度チャンスをくれだなんて言ったかい? 俺の不遇を環境のせいにしたかい?
この曲を聞いたとき、ふっと息が出来た気がした。
そりゃビリーと私じゃ雲泥の差なんだけど、こんな風に音楽はどこかで誰かを支えてるんだよね。
そこからビリーを聴き漁り、現時点ではレコードにまで手を出してしまっている。
そしてそんなビリーが16年ぶりに!?!
春にはニューヨーク行きチケットを検索していた、あのビリーが!?!
泣いた。
来日の発表を見た時は泣いた。
なぜ泣いたのか。
「1夜限りなんて絶対チケット取れへんやん! 」
はい、アホです。笑
それからほぼ毎日チケット発売を気にして、Twitterでもみんなの声を頼りにしたりしてた。
結論、確保できました🙌
もうウドープレミアム会員になったの
いいの、ニューヨーク行くより安いんだもん。笑
しかし冒頭の「10万ぐらいなら払ってでも…」はどこいった?!?
VIP席はビビって申し込めなかったこのチキンめ!!!この酉年め!!!
と自分にツッコミを入れてます。
なんかね、まだ夢みたい。
1/24、本当にいけるのか。
それまで元気でいないといけない。
家族も元気でいてくれないといけない。
怪我をしないようにしなくちゃ、とか。
小心者だからね。。。
どうか無事に1/24、いけますように🙌
みんなも行きますか?
どうか、本当にビリーをみたいと心から思う人ばかりがいけますように ✨