今回の展示で版画とともに色鉛筆画も展示しています。

いちばん最後に完成した作品。
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京都でたくさん桜を見ていて、伝統を感じて
自分の中から湧いてきた作品です。

展示前にこの作品を所用で東京に行った際に
会った方々に見せていて、
やっぱり上手く作品についてはなかなか説明が出来ない。。

でも、見た方が作品を見て、
なんだか泣けてきた、って涙を流しながら言ってくださって。

ああ、私は、こういう「なにか」で通じ合えるのが1番幸せだなあ、って感じました。

色んな感情とかニュアンス、上手く言語化出来ない「なにか」があって、
言語化できたとしても抜け落ちるものもあるから、
私は絵を描いているのかなと思います。

作品に自分でも分からないそんなものを詰め込んで、
それで見る人と作品が対話して、
どこかで通じ合えるような、そんなコミュニケーションが出来たら嬉しいなあと思います。

色鉛筆画は、展示前に全34枚中20枚くらい描けていて、残りを描ききれる自信がなかったのですが
期日ギリギリまでカードのメッセージを全く見ずに、きっとこの中のどれかに合うはず。という気持ちで描いていました。

タマラさんのメッセージは大きいから、どう描いても繋がるだろう、って(^^)
逆に離れれば離れるほど面白いものが出来そうな気がしました。
それがvol.1とvol.2の違いです。

でもやっぱり最後の合わせるのは緊張しましたw
が、やっぱり過不足なくピッタリ合って驚いています。

タマラさんにも見ていただいたのですが、
意外性を楽しんでいただけたようです(^^)

色鉛筆画集の始まりは、この日からでした。
見通し前夜に何となく描き始めて。
え。これ、シリーズ化するの⁉️ってw

2年かけて、やっと完成しました。

また描き足したり、差し替えたりはすると思うけど、

自分で決めたことをやり抜くことって
終わってみると想像以上に達成感があるんだなって感じました。

何かの結果を残したわけではないけれど、、
自分との約束を守るって、
なんだか、自信になる❣️

これからもちゃんと決めたことは時間がかかっても自分のためにやり抜こう。と思いました。