今日は退院後はじめての外来の診察日でした。
病理検査の結果
- ステージ1
■深達度(T): T1(粘膜下層の深い所まで達していた)
■リンパ節転移(N): N0(リンパ節転移なし)
■遠隔転移(M): M0(遠隔転移なし)
腸管は予定より少し広く、約30センチ程切除したとの事。
病理検査の結果、例えば毛細血管に入り込んでいたり
リンパ管に浸潤していたりといった、いわゆる「がんの顔つきが悪い」と
言われる要素も無かったそうです。
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思わず涙が出ました。
おそらく、「がん」だとわかった日以降、はじめて流した嬉し涙でした。
深達度はT1とはいえ、相当深い所まで達していたと聞いたので
もう少し遅ければ
もう少し「がん」の場所が違ったら
もう少し「がん」の性質が違ったら
もう少し何かが違っていたら
リンパ節転移や遠隔転移も十分にありえた状況だったと思っています。
正直いって
手術もこわかったけど、病理検査の結果を聞く事の方が怖くて憂鬱だったように思います。
そんな気持ちで、この3か月くらいを過ごしていたので心が本当に疲れました。
病理検査の結果を聞く日が近づくにつれ
ここ最近は、すぐに目が覚めてしまってあまり眠れていなかったので
これでようやく眠れそうだなと思ってホッとしています。
ステージ1とはいえ、これから5年間は経過観察のため
定期的に検査をすることになるそうです。
今日の段階では
腫瘍マーカー検査の結果も問題なかったようなので
このままの状態で5年を過ごせるように祈りたいと思います。
経過観察については
先生にすすめられて臨床試験に参加する事になったので
大腸がんのガイドラインより少し緩いペースで検査を行っていく事になりました。
そういうわけで
次の腫瘍マーカー検査は半年後の夏頃になる予定です。
これからは
検査のたびに、再発していないかを心配するのを繰り返すと思うと
喜んでばかりはいられませんが
今日くらい、良いかなって思っておきます。
また術後の経過や、細かい変化などあれば、たまにブログを更新したいと思います。
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なかなか直接言えない気もするので、この場を借りて伝えさせてください。
今日の結果を私と同じように心配し、良い結果を祈ってくれていた
家族、夫、友人、そしてこのブログを通じてメッセージをくださった方々。
本当にありがとうございました。
たくさんの優しさを感じられた事は、病気になって得られた宝物です。
たくさん支えてもらった事、心から感謝しています。
これからも一喜一憂しながら経過観察になると思いますので
引き続きどうかよろしくお願いします。