相変わらずのご無沙汰です。

平野部でも紅葉が始まりましたねぇ
いい季節はあっという間に過ぎてしまいます・・・
さて、本日午後より開催されました
日本産婦人科学会主催の
出生前診断―母体血を用いた出生前遺伝学的検査を考える―
に出席して参りました。

夕方のニュースでご覧になった方も多いと思います。
新出生前診断 カウンセリングが重要
胎児の「出生前診断」は命の選別か
などなど・・・
その後もネット等でいろいろ意見も出ているようです。
中には筆舌し難いものも多いです。
あまりにも想像力の欠落した人が多いと
改めて感じました。
帰りの電車の中でずっと考えていました。
本当に難しい課題です。
医学の進歩は目まぐるしいですし、
将来的にはもっといろいろな事がわかるようになるでしょう。
そして今後、この検査が増えていくのは止められないとも思います。
指針の作成は急務でしょう。
ただその指針を作成するのは
医師からなる産婦人科学会で適正なのでしょうか?
倫理的観点からの議論をもっとするべきではないでしょうか?
こうやって書いている間にも
さまざまな感情や考えがよぎります・・・
私個人としては、
出生前診断は必要と思います。
結果がその夫婦間でどんな結論に達するかは別として
親としての知る権利は否定できないと思います。
特に脊髄髄膜瘤に関していえば
出生前にわかる事で回避できるリスクもあるという事、
すなわち、自然分娩ではなく帝王出産にすることで
胎児が産道を通る時の瘤のダメージを減らす、
…セカンドヒットのリスク軽減…
うまくいけば子宮内から胎児を取り出し
前もって瘤を閉じる手術をおこなえる可能性もあります。
また、うちのように何の前ぶれもなく生まれてきて
救急車で小児医療センターへ運ばれ、
いきなり難しい説明を聞かされるより、
ちゃんと準備ができ、
万全の体制で出産を迎えることができたほうが
家族への心の負担は少ないと思います。
患者会としての思うところも解ります。
社会一般の意見も理解します。
あまりにもいろいろな事が頭の中を錯綜して
考えがまとまりません。
ここまで書くうちに書いては消しての繰り返しで
2時間が過ぎました。
最後に書かせていただくと
私はわが子のことが大好きです。
我が家に生まれてきてくれて
本当にありがとうと思います。
確かに仕事を含め家族の生活は一変しました。
つらい時期があったこともうそではありません。
しかしその分、子供の成長に対しての喜びは
人一倍大きかったと思いますし、
何より親として
より大きく成長させてもらっていると感じています。
過日、日本二分脊椎症協会としても
考え方をまとめることになるでしょう。
その前に、今日見聞きしてきた率直な感じを
書かずにいられなかったのです。
言葉を選んで書いたつもりですが
気になりましても阿呆の独り言とお納めくださいませ。
おやすみなさいzzz