毎朝届く新聞やテレビの映像を目にするたび、
胸が締めつけられる思いがします。
先日、道新のコラムにも書いたのですが、
地震があった日、里帰り出産のために
千葉の実家に帰省していました。
検診を終えて自宅に戻ると、大きな揺れ。
津波の危険もあったことから、
この日は避難所で一夜を過ごしました。
たくさんの方から、ご心配メールをいただき、
コラムを読んでくださったリスナーさんからは
番組にもメッセージが届いていたとのこと。
本当にありがとうございます。
その後、予定を変更して札幌に戻り、
無事に女の子を出産しました。
いろいろと落ち着かない日々を過ごしたせいか
予定日より早く生まれ、2680gと小さめですが、
おかげさまで母子ともに健康です。
この小さな手に、キラキラと輝くような
たくさんの出会いや体験が待っていますように。
多くの人たちが手をとり助け合い、
これまでになく命について考え、
復興に向けて力を合わせようとしている今。
無事に生まれてきてくれたことに感謝つつ、
この時期に出産した意味があると信じて。