言葉が力をもつ瞬間 | Precious days

Precious days

Thank you for stopping by!

 

北海道にやってきて初めて担当した番組、

MORNING SCOPE も、残すところあと1日です。

番組にたくさんの温かいメッセージありがとうございますドキドキ

 

温かい言葉には、人を元気にするパワーがありますよね。

「ありがとう」「頑張って」「応援してます」って言葉だけで、

早朝からモリモリ頑張れちゃう、単純なワタシです得意げ


 

東京の小学6年生の男の子が、卒業式の門出のことばで

「大好きな学校」と言うところを「大嫌いな」と言い間違ってしまい、

「死んでおわびします」というメモを残して飛び降り自殺をした、

というニュースが木曜日にありました。

卒業式のあと、校長先生に理由をたずねられた彼は、

「緊張して間違ってしまいました」と話していたそう。

 

誰にでも間違いはあるのに、死んでお詫びをすることなんてないのに、

なんで命を絶ってしまったのか、無念でなりません。

 

このことを書いた27日の読売新聞の編集手帳 を読んでいて、

涙が溢れてきました。

 

誰を傷つけることもない、単なる言い間違い。

そんなことに小さな胸を痛め、悩んでいた小学生。

 

一方で、他人を傷つける意地悪で汚い言葉を、

故意に、しかも効果的に使っている大人たちがたくさんいる。

本当に自身を省みる必要があるのは、こういった人たちなのに。

 

言葉は、そこに感情を込めた瞬間に息づき始める。

誰かを幸せにすることも、深く傷つけることもできる。

そんな、あたり前のことを改めて考えさせられた1週間でした。


 

モースコ、あと1日。

温かくハッピーな言葉で溢れる3時間になるように…。