久しぶりに昼近くまで寝て、
ゆっくりアワアワのお風呂に浸かりながら本を読み、
お風呂から上がって、今度はソファで本を読み…。
週末はそんなふうに一日が過ぎていきました。
気がついたら、隣のマンションの壁が夕陽に照らされて、黄金色に。
こんな過ごし方が、最近のお気に入りです
昔はできなかった、と思う。
本を読んでいて一日が過ぎるなんて、
世の中の流れに置いていかれるような気がして。
自分の心に素直になって、身をまかせる心地よさ。
最近読んだ、よしもとばななさんの『なんくるない』という小説の一節。
「人は、体と考えとやってることがいちいちばらばらになると、
きっと簡単に病気になっちゃうんだ」
「力を抜いて、きれいな水の中を流れて、流れて、
ついたところがいちいち自分の場所だ。
これからは、そういう人生にしよう」
登場人物が紡ぎだす言葉は、いちいち心に沁みてきます。
おすすめの一冊