昨日の夜、くらいが低血糖を起こし病院に連れて行きました。

0時過ぎだったため近くの病院は閉まっており、夜間の緊急受付もしていないので、気が動転しながらも頭を精一杯回転させて、以前お世話になっていたH動物病院へ連絡しました。

調べると、応急処置に砂糖水などの糖分を舐めさせるとあったので、必死で砂糖水を舐めさせました。



これが改めて、動物病院の選び方を考えさせられたきっかけでした。



今までお世話になったことがある病院は、結構試行錯誤してきたのでたくさんありますが、主にお世話になった病院は今回のもあの件を含めて4箇所。

まず今1番お世話になっているすぐ近くの病院、A動物病院。イオン系列の病院です。(徒歩5分)

そして以前、くらいの心筋症や糖尿病を診断してくださり、それ以外の子もちょこちょこお世話になっていたH動物病院。当時はとても評判が良く、比較的大きな個人病院です。(車20分)

それから、Hさんに行く前にお世話になっていたU動物病院。こちらも当時はとても評判が良く、場所もHさんの近くです。(車20分)

そして今回、もあのセカンドオピニオンをしていただいたD動物病院。こちらはまだ1度しか行っていませんが、その1度がとても濃い診察でした。(車40分)


以上の4つの病院、ネットの評判はどちらも今でもとても良い方です。

どの病院を信頼するのかも人それぞれ。

腕ももちろん大事ですが、やっぱり私たち飼い主と先生との信頼関係が1番大事だと思います。
一度不信感を抱いてしまえば、その先生に言われたことは素直に信じられなくなります。



あんまりダラダラしても中々本題に入れなくなりそうなのでそれっぽい戯言はこの辺にしておいて。



私が思う「こんな病院はちょっと…」


■他の病院との連携を取りたがらない

近くに動物病院があるけど、行くならやっぱり少し遠くても評判の良い所に行きたい。
そう思う飼い主が多いはず。わたしもその一人。
ですがやっぱり、緊急で何かあった時には近い病院に連れて行ったほうが絶対にいいですよね。
もちろんその提案を拒む病院はほとんどないと思います。緊急時のみですからね。
それから検査結果を手元にくれない所も同じですね。
私もそこまで詳しいわけではないのでここに書いてることはすべて憶測なのですが、検査資料を全くくれない病院があるとすればビックリです。
よっぽど自分の利益しか考えていないのでしょうね。なのでそういうのは個人病院に多いかなと思います。




項目化しようと思ったけど項目化できるものがこれくらいしかなかった…



なのでここからは、私の経験談を愚痴を交えて話していこうと思います。



まず、昨夜緊急で電話したHさんですが、以前はくらいのことでとてもお世話になりました。
約2年前の話ですね。
心筋症と言われ、長くないとも言われました。
心臓の専門病院を紹介して頂き、そちらの医療費で大変だろうからと、Hさんの料金(約5、6万くらいだったかな)はいつでもいいよと言ってくださいました。
元々良心的な値段なのにそこまでしてくださってなんていい病院なんだ。
専門病院で診てもらい、結果はそこまで深刻なものでもなく、2年経った今でも割と元気で暮らしています。
その後(?)Hさんはよくテレビなどでも取り上げられるようになりました。
そして昨年の今頃、再びHさんで、糖尿病と診断されました。
当初は膵炎の値も出ており、糖尿病の子にステロイドは良くないことも説明されましたが、膵炎による一時的なものならという願いも込めてステロイドとインスリンの併用を始めました。
インスリンの量を決めるために、朝預けて夕方迎えに行くという通院を週に1回。
当時車がなかったため、その都度車を借りて行っていました。
金銭的にも体力的にも結構な負担でした。
その時に行き始めたのが、Aさん。
ママの行きつけだったのでママに勧められたのもあり、1度行ってみたことを機にそちらに通い始めました。
車の件やくらいへの負担などを伝え、Aさんへの転院を提案したのですが、どうしても転院を快諾してくれませんでした。それどころか毎回次の予約をほぼ強制してくる始末。
仕方なくフェードアウトを選択しました。
Aさんの方で今までのデータが欲しいと言われ、少し嘘をついて無理矢理Hさんにデータのコピーを貰ったのですが、血糖値の数値の部分以外を隠した状態でコピーされたものでした。
もちろん企業秘密にしたい医療内容などもあるでしょうしそれは仕方ないと思いますが。
そしてAさんで診てもらうようになってからしばらくして、シリンジ(注射器)が本来使うべきものと違うものを使っていたことが発覚しました。
Hさんで出されたインスリンはプロジンクという動物用に作られた最新のものだったのですが、色んなインスリンがある中でプロジンクだけ専用のシリンジがあるそうです。

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こちらが間違って使っていたプロジンク以外のインスリン用シリンジ。
Hさん料金で1本100円。
1袋7本入りで、11本も残ってしまいました…。
1100円…


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そしてこちらがプロジンク専用のシリンジ。
Aさん料金で1本64円。


この2種類の違いを説明するには、私では力不足なので…
簡単に言うと1単位の量が違うのです。

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右がプロジンク専用シリンジ。
1単位の量が全然違うのがわかると思います。
ずっと3単位打っていたと思っていたものが、実は約1単位しか打てていなかったのです。

それと…

今までのシリンジ代返せ!



とまあ、話がズレましたが、こうなってくるともうHさんを信用できなくなります。
関係ないけどくらいの心筋症っていうのも実は…なんて思ってしまいます。
なんせ2年生きられないと言われた子が糖尿病を患いながら今もなお元気に生きていますし。

それ以来Hさんには行っていません。
その後の様子を聞くためによく連絡してきてくれていたので、また連絡が来たらどう答えようか悩んでいましたが、それ以来今日まで連絡は来ていません。
犬や猫それぞれ一人一人のことを考えてくれている先生なのだと思っていたので、本性を見た気がしてがっかりしました。
少し有名になって忙しくなったでしょうし仕方ありませんね。



Uさんの話になりますが、何故行かなくなったのかというと、車がなくなってしまったのと、診察料が上がったと聞き、一時期評判も落ちていたからです。
(と言っても自分の意思ではなく、動物病院はすべてママに影響されているのでそれもママの影響です)
ここ最近Uさんもリニューアルされて、内装がとても変わりました。(関係ないけど)



話は戻って、昨夜の緊急時、迷いに迷ってHさんに電話しました。
院長先生の声。
私「猫が低血糖を起こしてしまいました。今から行ってもいいですか。」
先生「なぜ低血糖だとわかったんですか?」
私「糖尿病なんですけど、、ふらついて階段から落ちてしまいました。今から行ってもいいですか。」
先生「…」

何か言おうとしてましたが、寝起きっぽい声でしたし内心めんどくさそうなのが伝わってきたので、もういいですと言って切りました。
文章では伝わりませんが私はかなり動転した話し方だったはずです。
低血糖というだけで状況によっては危ないことは確かで、その判断を私たち素人にはできません。
取り敢えず来院を受け入れるのが普通ではないでしょうか?
それが自分の気分次第で嫌なら、夜間の緊急連絡を受け付けなければいいのに、と思うのは私だけでしょうか??

そして震える手でキーボードを叩き、近くの病院を調べると、すぐに出てきたのがUさんでした。
迷っている暇もないのですぐ電話しました。
私の説明はHさんにしたこととほとんど同じ。
今するべきことを指示してくださり、来院を受け入れてくれました。夜間の料金がかかることまでしっかり説明してくれました。

くらいの処置をしてもらいながら、色々なことを相談しました。もちろん、もあのこと。
私が納得のいくまでしっかり細かく答えてくれました。
Aさんと連動して治療を行うことを当たり前のように提案してくれました。
「うちの病院でやった方がいい」なんて態度1ミリもありませんでした。
もあの生命力を信じている私に、希望が持てるような話もしてくれました。
もちろん悪い可能性もしっかり説明してくれました。
抗がん剤治療を諦めかけていた私に、希望をくれました。
まだ実際にもあを診てもらっていないのでどうなるかはわかりませんが、今は車もあるし、これからはまたここで診てもらおう。と思いました。



そしてDさんの話ですが、Dさんもまた、Aさんとの連携治療を勧めてくれました。
Aさんでも治療ができるよう、検査結果や治療方針を書いた紙も用意してくれました。

Aさんもまた、Dさんに行く意思を伝えた時も快く受け入れてくださり、連携の話もいつも賛同してくれます。
今日もUさんの話を伝えましたが、快諾してくれました。






すごーーーく長くなりましたが、つまり何が言いたいかというと、いい病院というのは、当たり前ですが、自分の病院の利益よりも患者にとって最もいい方法を考えてくれるところ。
他病院との連携を積極的に行うことができるのは、本当に患者の事を思っているからなのです。
犬や猫など人間以外の動物は、人間よりもストレスを感じやすいと思います。
人間と違って自分の意思ではどうすることもできない。
何を考えているのか、今どんな気持ちなのか、どうしたいのか、私たちにはわからないけど、それでもわからないなりに、最大限その子にとっていい方法を考えてあげられる先生がいる病院こそ、いい病院と言えるのだと、私は思います。



ということで、今後連れて行くのはUさんかな!







まとまりのない内容だったと思いますが、最後まで見てくださってありがとうございました。


もあは元気です。
ごはんも食べれるようになりました。
玄関にいることも少なくなりました。
もっともっと良くなる気がしてきました。

もあの様子はTwitterにちょこちょこあげていきます。
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