毎日手で書く作業をしている。
そこから生まれるものもあるし、こうやってパソコンと向かっているときに生まれるものもある。
手で書くものは自分の思考の過程が表れているような気がするし、パソコンはその過程を経て今思っている
ことをまとめて書いているという感じがあるかな。
今日であった本。久々に心がドキドキした。
こういう考え方をする人が好きなんだと改めて思う。
そして、私の好きな考え方をする同業者って少ないんだな。残念。
自分をいかして生きる
学習とは、体験を一度抽象化して、ほかの物事にも適用できるようになることだ。
つまり、真似というより、いきなり応用問題に入る。
大学院時代。私はこの感覚を全身に感じながら日々学んでいた。
建築にのめりこんでいた私はその考え方が教育に生かされることに驚き、感動し学び続けた。
考え方をしる、物の見方を知る、その瞬間、自分の思い描く教育にぴたっとはまる感覚を感じていた。
今、今日私にぴたっとはまった言葉を見返してみたけれど、読んだときに感じた興奮はよみがえってはこない。
それは、文脈の中で自分の考えていることの変化や思い起こすものが多く背景にある中でであった言葉だからだ。そう思うと、たった一言でぴったっと自分に当てはまる言葉に出会えるってすごいことだな。
モノ、コト、目に見えるいろいろなものは大きな山のほんの一部分でしかない。その下には作った人の考え方、価値観、生き方、あり方なんかで支えられている。
すごくわかる。私はその下に広がる部分を感じるのが好きだ。
どういう思いで作っているのか、何が好きで、どんな感性を持っているのかが感じられるモノに出会うとドキドキする。
私は感じることは多いけどそれをうまく言葉に表すことができない。
本を読むと私が言いたいことを表してくれている言葉に出会えてとってもおもしろい。
今日はなんて充実した一日だったんだろう。