千葉J91-77川崎
ステフェンズが故障者リスト登録中、
スミスが先週末のA東京戦で負傷、
さらにムーニーも水曜日の宇都宮戦で負傷。
外国籍選手がクックス一人、インサイドで劣勢必至の千葉J。
しかし残った選手が1Qから奮闘、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで6点連取すると、
開始2分少々で川崎にタイムアウトを請求させる。
千葉Jは初スタメンとなった特別指定選手の内尾が、
持ち前のディフェンスで臆することなく川崎に応戦。
守備から走るバスケで堂々とチームを牽引し、
リズムを掴んだ千葉Jが次第にリードを広げていく。
川崎は中盤までシュート精度が上がらず、守備でも千葉Jのペースを止め切れない。
1Qはよもやの千葉J14点リードで終了する。
2Qに川崎はアレン、ヒースの3Pが当たりだし、
一時6点ビハインドまで追い上げ射程圏内に。
残り4分過ぎにはオフェンスリバウンドから連続で3Pを狙うが決め切れず、
逆に千葉Jの3P攻勢を浴びて再び二桁点差に広がる。
ラストプレーで長谷川がブサービータースリーを決めた川崎が12点差に戻し、
後半勝負へ希望をつなぎハーフタイムへ。
3Qは千葉Jが富樫、川崎が藤井、直後に富樫が3Pの応酬。
さらにブラウン、原も畳み掛け、一気に点差は20点に。
川崎も敵陣でのスティールから速攻につなげ反撃に出るが、
残り1Qで17点差ではさすがにきつかった。
千葉Jは原がキャリアハイとなる25得点、富樫も21得点、
3Pは両者ともに7本成功と攻撃が大爆発。
ゴール下の大黒柱不在を出場した全員が補い、
リバウンド本数でも川崎を上回った千葉Jが価値ある勝利。
終わってみれば1Qの点差が残った川崎には、スタートの躓きがもったいない結果になった。