国立秩父宮・トップリーグSEC13
東芝ブレイブルーパス59-25パナソニックワイルドナイツ
4分、相手ボールラインアウトを奪取したルーパスはフォワードとバックスが噛み合った連続攻撃を見せ、
伊藤が左隅へ飛び込み先制のトライを決める。
直後の7分にはワイルドナイツが、自陣からバツベイのロングキックでバックスを走らせ、
追いついた山田がインゴールで押さえてすかさず反撃の狼煙を上げるトライ。
ルーパスは15分、ゴール正面のラックから右へ展開し、最後は41歳のベテラン・松田が抜け出しトライ、
このプレーにスタンドは一気に沸き上がる。
ルーパスはフォワードでクラッシュしてポイントを作り、バックスへ素早く展開して確実に前進。
ゴール前ではスクラム、モールで圧倒し、前半で4トライを決めて折り返す。
後半最初の得点は設楽のトライでワイルドナイツに入ったが、
ルーパスはまたしてもモールから崩してリーチがタックルを振り切ってトライ。
流れを簡単には渡さない。
58分にはゴールライン間近で意表をついたハイパントを上げて、
キャッチしたベイツがそのまま飛び込みトライ。多彩な攻撃を見せてトライを量産するルーパスに、
ワイルドナイツはディフェンスが対応できず防戦一方に。
終了間際にワイルドナイツは2トライを返して意地を見せるが、
9トライを決めたルーパスが圧勝で勝点5を獲得してレギュラーリーグは2位で終了。
敗れたワイルドナイツは3位に順位を下げ、プレーオフトーナメントはこの両軍の再戦が決まった。
第一試合で勝ったサンゴリアスの1位も確定し、こちらは4位のグリーンロケッツとの対戦に。
この試合でレギュラーリーグは全日程を終了し、
13位のヒート、最下位のレッドスパークスはトップリーグからの降格が決まった。