歌詞に「女の私に個性はいらない」とあるのですが、あんなに個性派の林檎女史がなぜこんなことを?と思っていたのですが、超従順な女性(古風な女性)の曲だったんですね。
「個性」=「自己主張」という式が成り立つのであれば、個性を失くすというのは、相手色に染まるということ。
相手の好みが変わるごと、もしくは相手が変わるごとに、主人公も相手の好みにホイホイ変わるのだ。
こんなことできたらすごいね。
と、思いついたので書いてみました。
では、ぐーてなはと。
ラストです。
名曲です!
Allerseelen
Stell' auf den Tisch die duftenden Reseden,
Die letzten roten Astern trag herbei,
Und laß uns wieder von der Liebe reden,
Wie einst im Mai.
Gib mir die Hand,daß ich sie heimlich drücke
Und wenn man's sieht,mir ist es einerlei,
Gib mir nur einen deiner süßen Blicke,
Wie einst im Mai.
Es blüht und funkelt heut auf jedem Grabe,
Ein Tag im Jahr ist den Toten frei;
Komm an mein Herz,daß ich dich wieder habe,
Wie einst im Mai.
香り高いモクセイ草はテーブルの上において
今年の最後の赤いアスターをこちらへ持っておいで
そしてまた、愛を語ろう
かつての五月のように
手を差し出しておくれ、そっと握っていたい
人に見られても僕は気にしない
あのやさしい眼差しを見せておくれ
かつての五月のように
お墓にはみないいにおいの花がいっぱい、
年に一度の、亡くなった者のための一日だ
僕の胸においで、そうして君をまた抱いていたい
かつての五月のように
まず万霊節とは、キリスト教における「死者の日」(11月2日)であり、全ての死者の魂のために祈りをささげる日です。日本で言うお盆みたいな。
イメージは北海道富良野www
白樺の林に小さい木造の家。その家にはおばあさんを亡くしたおじいさんが住んでいる。
1節目は室内。窓のそばに置いてあるおばあさんの写真。
その横に用意してあった赤いアスターをもって外へ。
2節目はお墓までの道行き。
おばあさんとの思い出を回想しながらかつておばあさんと通った白樺の林を通って行く。
若き日のおばあさんの手の感触、晩年の優しい眼差し。
一歩一歩踏みしめるたびに思い出す。
3節目はお墓の前で。
感極まり、若き日の情熱がよみがえり彼女に思いを伝えます。
この詩(というか曲)、一番PVを作ってみたい詩(曲)です。
この曲は私にとってとても特別な曲です。
下手すると歌ってる途中で泣きそうになってしまいます。
明日は少し落ち着いて歌えたらなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
明日、頑張ります。
非常にシンプルな詩・曲です。
Auf frisch gemähtem Weideplatz
steht einsam die Zeitlose,
den Leib von einer Lilie,
die Farb' von einer Rose;
doch es ist Gift,was aus dem Kelch,
dem reinen,blinkt so rötlich -
die letzte Blum',die letzte Lieb'
sind beide schön,doch tödlich.
刈られたばかりの放牧地に
イヌサフランが咲いている
その姿は百合に似ていて
その色は薔薇に似ている
だが穢れなく鮮やかな
その赤い萼は毒を持つ
季節の最後の花、人生の最後の愛
それは美しいが時に命を取る
まずイヌサフランてどんなや?
こんなやwww
確かに百合っぽいけど、色はバラっぽくないね。
どちらかというと蓮っぽいな~。
1節目はイヌサフランの咲く情景とイヌサフランの説明。
2節目は少し哲学的に。
2節目の「季節の最後の花」というのはもちろんイヌサフランのことを指しています。
咲く月は9~11月の秋の終わり。
ドイツでは「冬=死」という概念があるので「最後の花」になるわけです。
わからないのは「人生最後の愛」が「命を取る」ということ。
「人生最後の愛」だったら幸せなイメージがあるけれども・・・・
「人生最後の愛」と決めた主人公の相手に、一個前の曲の彼みたいに裏切られたのでしょうか。
それか、結婚した2人のどちらかが死んでしまったか。「2人を死が分かつまで」的な。
どちらにしても前半の平和な旋律と詩であるために必然的に後半で死を感じざるを得ない感じですね。
次で終わります。
続きです。
このDie Verschwiegenen 黙する者はあまり演奏されることがないので、本当に1から作り上げてきました。
(といってもやはり私の一妄想でしかないのですが。。。)
Die Schwiegenen
Ich habe wohl,es sei hier laut
vor aller Welt verkündigt,
gar vielen heimlich anvertraut,
was du an mir gesündigt;
Ich sagt's dem ganzen Blumenheer,
dem Veilchen sagt' ich's stille,
der Rose laut und lauter der
großäugigen Kamille.
Doch hat's dabei noch keine Not,
bleib munter nur und heiter;
die es gewußt,sind alle tot
und sagen's nicht mehr weiter.
ここで大きな声で
世界中に知らしめようと思ったのだ
秘かに信頼している者たちに
あなたが私に犯した罪のことを
私は花たちすべてに話した
スミレには小声で
バラには大声で そしてさらに大声で
大きな目をしたカミツレの花に
だけど心配には及ばない
ただ陽気で元気なままでいろ
それを知った者たちは、みな死んでしまい
もうそれを語り伝えてはくれないのだから
まず一人称が男か女かがわからないが、ドイツリートの特性として、こうやって怒り狂ったり復讐を考えるのは男性かなと思うので、とりあえず男性と仮定。
ばばん!!!笑
主人公イメージ像。
一枚目は詩人のゴットフリート・ケラー
二枚目は作曲家のハンス・プフィッツナー
どちらも偏屈で女運も(特にケラーは)ないww
というか、私のかなり偏った考えですが、ヨーロッパ人であごひげもじゃもじゃの人って卑屈な感じするのです。(ごめんなさい)
これは音楽を聴いていただかないとわからないのですが、
激しいところとねちねち言っているところとわかれてます。
1節目は怒りにまかせてぶちまけ
2節目はねちねち。
そして3節目。
しばらくこの節の意味がわからなかったのですが、
「陽気で元気なままでいろ」とはだれにいっているのかなと。
これは主人公に罪を犯した(裏切った?)彼女に言ってるんですね。
「それを知った者たちは、みな死んでしまい」=スミレ、バラ、カミツレ、他花々なわけです。
裏切り>誠実(スミレ)、愛情(バラ)、カミツレ(親交) ※花言葉です。
はかない花たちはすぐに死んでしまうが、裏切った彼女はのうのうと生き続けるのだ。
若気の至り的な歌ですねwww
今日は本番前日ということで練習以外おうちにこもっております。
このタイミングを利用して、そして自分のイメージの再確認のために明日のプログラムの歌詞対訳・解説をしてみようと思います。
明日はR.Straussの
Op.10‐3 Die Nacht 夜
Op.10‐6 Die Verschwiegenen 黙する者
Op.10‐7 Die Zeitlose イヌサフラン
Op.10‐8 Allerseelen 万霊節
を歌います。
まずは Die Nacht 夜から。
Die Nacht
Aus dem Walde tritt die Nacht,
Aus den Bäumen schleicht sie leise,
Schaut sich um in weitem Kreise,
Nun gib acht.
Alle Lichter dieser Welt,
Alle Blumen,alle Farben
Löscht sie aus und stiehlt die Garben
Weg vom Feld.
Alles nimmt sie,was nur hold,
Nimmt das Silber weg des Stroms,
Nimmt vom Kupferdach des Doms
Weg das Gold.
Ausgeplündert steht der Strauch,
Rücke näher,Seel an Seele;
O die Nacht,mir bangt,sie stehle
Dich mir auch.
森の中から夜がやって来た
木々の間を静かに抜けて
まわりをうかがっている
さあ、気をつけて
この世のすべての光を
すべての花を、すべての色を
夜は消し去り、隠してしまう
畑の麦束も
夜は美しいものをすべて奪ってしまう
川の流れの銀色の光を
大聖堂の銅の屋根の
金色の輝きを
茂みもすべて夜に奪われた
しっかりと寄せあおう、心と心を
ああ夜をぼくは恐れる
夜がぼくから君をも奪いはしないかと
私がこの曲に持ってるイメージはこんな感じ
Vernet Josephの「夏の夕べ」という絵画
スタートは太陽が傾き、影が伸びて来ているころ。
17、18ぐらいのかわいらしいカップル(一番しっくりくるのはサウンドオブミュージックのリーズルとロルフ。)が木の下で語り合っている。
日が傾いたか彼女は帰らなければならないが彼は引き留めるために語りだす。(歌詞1節目)
1節目最後の「さあ、気をつけて」で彼は彼女の手を取り歩き出す。
2節目では森の中を歩きながら、夜が怖いものだと知らしめる。
3節目、ここでは絵画のような教会が見える川のほとりに出て来る。ちょうど夕陽の最後の光が川や教会の屋根を照らし、やがてその光も失っていく。その様子を見ながら彼女は怖くなって彼の方に身を寄せていく。
4節目、言葉は悪いが、してやったりの彼。笑。彼女の肩をそっと抱き、二人の愛を深めていくのである。
文才が無いので、訳もイメージも中途半端ですが、こんな感じです。
残りはまたあとで。