子どもが小児がんになって最初に聞くのは


『7割の子どもが治っています』


この言葉だと思います。


7割と聞いて多いと思いますか?


その裏では3割の子どもが亡くなっています。


救われずにこぼれ落ちて消えていった3割の星たち。


小児がんの種類によっては7割にも満たない病気もあります。


我が家の次男が罹った骨肉腫も、次男が罹患した当時で7割なかったと思います。


脳腫瘍にいたっては、5割なかったと記憶しています。


白血病の治療成績が高いので、小児がん全体で7割と言われていると聞いた記憶があります。


その数字のマジックを知らず、7割なら...と希望を持って治療に臨みます。


助かった7割が特別な治療をした訳ではなく、こぼれ落ちた3割が治療を頑張らなかった訳でもなく、むしろ3割の方がもっと高度な医療を受けていることだってあったかもしれないのに、それでもこぼれ落ちて消えてしまった。


どれも同じ尊い命だったはずなのに、7割の方だけが光り輝き、3割のこぼれ落ちてしまった方は輝くことなく儚く消え去ってしまう。


次男が治療をしていた時にいた沢山の仲間たちも、一人、また一人と虹の橋を渡っていってしまいました。


あの時いたお兄さんは元気かな?


あのお姉さんたちはどうしたかな?


隣の病室にいたあの子はどうしただろう?


みんなどうか7割の方にいて欲しい。


そんな思いも虚しく、また一人、虹の橋を渡って行ってしまった仲間がいます。


7割に入った皆さん、どうかあなた達の後ろには救われずにこぼれ落ちてしまった3割の星たちがいることを忘れないでください。


お願いします。