「松山千春 2015年秋ツアー『真っ直ぐ』で歌われた曲に思うこと~その8 『涙』 」S3451NF

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.12.06 ツアー中につきアメンバー限定記事にて公開

ツアー終了後にレビューに統合予定。

V1.12015.12.26 ツアー終了につき通常記事にて公開

V1.2:2020.02.08 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替え

■松山千春 2015年秋ツアー『真っ直ぐ』で歌われた曲に思うこと~その8 『涙』

「涙」 2015.12.6 夢野旅人

2015年秋のツアーの本編ラストの「真っ直ぐ」とともに31年ぶりに歌われた「涙」。
1981年春の最終日、日比谷野外音楽堂でのステージ以来である(フルコーラス、フルバンド)。


終演後に掲示されるセットリストのホワイトボード。
初日演奏された曲で、マグネットに印刷されていない、手書きのタイトルは「君のために作った歌」と「涙」と「都会」だった。

過去のラジオ等の発言を鑑みた推測であるが、リハーサルに入る前、千春がツアーの演奏曲目を30曲前後選曲した時点で、ホワイトボード用のマグネットは発注されるのでしょう。


ゆえに、選曲した時点では上記3曲はリストに挙がっていなかったと推測される。
「君のために作った歌」は、「のど自慢」の出場者の同曲の歌声が歌われるきっかけとなったのでしょう。

「都会」は、当日、もしくは初日近くに急遽予定されたように思う。
そして、「涙」に関しては、当初はこの置き場所に「黄昏」を想定していたように思える。
この2曲に関しては、根拠がないので本人に訊かない限りわかりませんが。


初稿のレビューに書きましたが、松山千春の唄を理解、応援してくれる人たちへ、彼が始めて書いたアンサーソング。
初期の応援歌である。


~生きてくことなんてたやすいことさ~
1984年、28才の千春は「愛を奏で」でそう、軽やかに歌っていた。

月日が流れた近年は、現実のなかで生きろ、人生という片道切符をどんなことがあっても手放すな、諦めるな前を向いてくれと、「生きている」、「生きて」、「歩き出してくれないか」といったメッセージソングを書いている。


そして最新シングルは「真っ直ぐ」。
お前たちには、真っ直ぐ歩いてほしいと歌う。

みんなが、真っ直生きてくれたら、今の歪んだ世の中もまっとうになるという意味合いがあるものの、これも松山千春の唄を必要としている人たちへの応援歌なのだろう。


初期の応援歌である「涙」と最新の応援歌「真っ直ぐ」。
この2曲で本編が終わることは、感慨深くもあり至極当然と思えたのです。

 

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